みなさんこんにちは。
この記事を読まれているあなたは、こんな悩みをお持ちじゃないですか?
家の断熱が弱いせいか、エアコンの効きが悪いの。外壁のリフォームと同時に断熱もできるかしら?
外壁を無機質な素材でおしゃれにしたいのだけど、断熱性能は落ちるのかしら?
この記事を読むことで、次のことがわかります。
ガルバリウムを使った外壁リフォームのメリットとデメリットがわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、元ハウスキーパー歴5年の経験を生かして、住まいや生活全般に関する便利な情報をお届けします。
思い切ってリフォームして新築の思い出を!生活してると「もっとこうだったらいいのにな。」っていうことがありますよね。ちょっとしたことだから、使いにくいと思いながらもずっと同じ仕様で使っていたり...。
でもそのプチストレスなくしたくないですか?
解消する方法は2つあります。
- DIYで自分でリフォームする
- リフォーム業者に任せて最適にリフォームする
ただしDIYは、得意な方がやらないと結局使い勝手が悪くてプチストレスは再燃します。
その点、リフォーム業者に任せれば使い勝手や先々のことも踏まえて設計してくれるので、リフォーム後の満足度も高いはずです。
そんなリフォームにはリフォームのプロがいます。
普段の生活にプチストレスを感じる場合はまずリフォーム見積もりをとってみませんか?
見積もりを取る前に確認してほしいのがこちらの記事。見積もりに関わる危険な例も説明していますよ。
オススメしたいのは「タウンライフリフォーム」!なんと無料で複数社から見積もりをとれます。
見積もりをとってそのままリフォームしたい!という場合も、複数社と価格を比べられるので、お得にリフォームできちゃうんです!
大掛かりなリフォームじゃないからこそお得にリフォームしたいですよね。プチストレスを解消して、生活しやすいお家に変身させちゃいましょう!
家の中にいると、冬は寒くて夏は暑いの。エアコンつけっぱなしじゃないと乗り切れないわ。
うちもそうなの。エアコンの効きも悪くて電気代が馬鹿にならないわ。
福子さん、何か対策知ってる?
意外と家の断熱性能が大きく影響するのよ。
我が家でも断熱リフォームを考えてたところよ。
皆さん同じ悩みをお持ちのようです。
毎日過ごす家が快適な気温になると、日々の生活にもゆとりができそうですね。
今回は家の断熱リフォームの効果と方法、おすすめの素材についてご紹介します!
日本の家は“とにかく寒い”断熱リフォームで快適な家に!
日本は言わずと知れた先進国ですが、実は日本の家の断熱性能は世界最低レベルと言われています。
背景にあるのは、「冬が寒いのは当たり前」「我慢が美徳」という考え方。
暖房などで一部の部屋しか暖めないため、住居内での気温差が生じてヒートショックで亡くなる高齢者も多いと言います。
欧米ではオイルショックなどを経てエネルギー面から住宅の断熱性能基準を上げ、省エネ住宅を実現してきました。
それに比べると非常に低い日本の省エネ基準ですが、なんと今建っている建物の95%がその基準も満たしていないのです。
最近になって政府も省エネ住宅の増加に力を入れるようになってきていますが、既存の家は断熱性能が低いというのが現状です。
断熱性能を上げるリフォームに国が出した支援策もあります。
次の記事が参考になりますよ。
断熱リフォームをすることで得られる3つの嬉しい効果
断熱性能ってそんなに大事なのかしら?
リフォームで効果は出るの?
思っているよりも大きい効果があるのよ。
知ったらきっと断熱性能の高い家に住みたくなるわ。
効果①夏は涼しく冬は暖かい快適な空間になる
建物の内部の温度を一定に保つことができるようになり、外の気温よりも快適な空間を生み出します。
過ごしやすい空間だと家にいる時間がさらに充実するね!
効果②家族の健康を守ることができる
外の寒さを遮断することで冷え性や風邪の原因を取り除き、健康な身体を維持できるようになります。
また近年増えてきている熱中症やヒートショックでの死亡リスクを大幅に軽減できます。
1日の大半を過ごす場所だから、身体に与える影響は大きいわ。
暑さや寒さを我慢するストレスからも解放されたら、より健康を感じられそうだね。
効果③省エネ効果で光熱費が抑えられる
断熱性能が低い家(=機密性が低い家)は、冬場はエアコンで暖められた空気が外に逃げてしまうため、エアコンの効きが悪く感じられます。
その結果として設定温度を上げることになり、電気料金が高くなる原因になります。
断熱リフォームをすると暖められた空気が逃げないので、設定温度が低めでも暖かく、エアコンをつけっぱなしにしても電気料金を抑えることができます。
家だけでなくお財布もあたたまるなんて最高!
断熱リフォームは“外断熱”と“内断熱”の2種類がある
画像引用元:中西工務店
家の断熱は、外気との間に空気の層を作ることが重要です。
洋服と同じで、周りに1層あるだけで外の気温が伝わりにくくなります。
断熱材を入れることで層を作るのですが、入れる場所の違いで“外断熱”と“内断熱”に分けられます。
より機密性が高いのは“外断熱”
外断熱は“外張り断熱”と呼ばれ、柱の外側に断熱材を設置することで建物全体を覆います。
そのため、次のような特徴があります。
- 機密性が高く、屋内の温度を保つ
- 結露が発生しにくい
- 建物全体を保護できる
“内断熱”は価格が安くてコンパクト
内断熱は柱と柱の間に断熱材を設置する方法です。
そのため、次のような特徴があります。
- 断熱材の量が少なく、外断熱に比べて工事費が安い
- 外壁に影響が出ないため家のサイズは変わらない
今回は、より断熱性能の高い外張り断熱(外断熱)に注目していきます。
断熱リフォームをする場所によって効果も違う
家の断熱リフォームは、主に次の4ヶ所で考えられます。
- 屋根
- 床下
- 壁
- 窓・ドア
家を1つの箱と捉えた時に、上・下・周りに層を作るイメージです。
屋根は夏の日差しを遮り遮熱することで家全体が熱されることを防ぎます。
また、暖められた空気が上に逃げていくのを妨げることもできます。
床の断熱リフォームは下からの冷気をシャットダウンすることが目的です。
冷え性で足元の冷えが気になる方には床下断熱リフォームもおすすめです。
壁は機密性や断熱性を高めることで冬の寒さ、夏の暑さを軽減できます。
面積も広いので、効果をより感じることができます。
マンションの壁も断熱リフォームができます。
リフォーム方法や費用についてはこちらの記事が参考になります。
窓は外気の温度が伝わりやすく、古い建て付けだとすきま風が入ってくることも。
断熱機能のガラスに替えるか、二重のインナーサッシを付けることで、冷気を防ぎ結露も抑えられます。
窓のリフォームに関しては、次の記事が参考になります。
今回は最も効果の感じられる壁のリフォームに注目していきます。
外壁リフォームの素材は2種類!ガルバリウムの魅力とは?
主な外壁材として、「サイディング」と「ガルバリウム」と呼ばれる2種類があります。
サイディングは「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」とも呼ばれるセメント質の薄い板で、住宅の外壁材として最もよく使われているものです。
しかし近ごろ、サイディングからガルバリウムにシフトしてきています。
リフォームでガルバリウムに変更する家も多いようです。
はじめて聞く言葉で、いまいち違いが分からないよ。
専門用語は難しいわよね。
2種類を比較しながら解説します!
ガルバリウムのメリットは“丈夫でコスパが良い”こと
人気が出てきているガルバリウムの魅力は次の3点です。
メリット①軽量で耐震性に優れている
ガルバリウムの外壁材の重さはサイディングの約3分の1で、建物全体の重量を軽くすることができます。
軽い建物は揺れによる影響を受けにくいので、耐震性のアップにつながります。
メリット②耐用年数が長い
サイディングは、表面の塗装が劣化すると下のセメント素材が吸水します。
吸水した水分により劣化したり、また寒冷地では凍結と融解をくり返して内部から割れてしまうなどのリスクがあります。
その点、ガルバリウムは金属なので吸水することがなく、メンテナンス期間が長くなります。
サイディングは7〜10年、ガルバリウムは10〜15年がメンテナンスの目安です。
メリット③コストが抑えられる
1平方メートルあたりにかかる費用は、サイディングが4,000円〜9,000円かかるのに対し、ガルバリウムは4,000円〜6,000円です。
外壁は面積が広いから、家全体となるとけっこう差が大きいね。
ガルバリウムのデメリットは“錆びる可能性”と“デザインの少なさ”
一方、次のようなデメリットもあるため、注意が必要です。
デメリット①錆びる可能性がある
錆びにくい金属を使用しているため基本的には錆びに強いのですが、傷ができるとそこから錆びてくる可能性があります。
特に沿岸部で潮風の強い地域に家がある場合には、塩害に注意する必要があります。
メーカーも、沿岸部での耐用年数はその他の地域より短くなると注意しています。
各都道府県で『塩害地域マップ』というものが公開されているよ。気になる人は検索するか、自治体の窓口に問い合わせてみよう!
デメリット②選べるデザインが少ない
サイディングはデザインのバリエーションが豊富で、タイル調やレンガ調にできたり色の品揃えもたくさんあります。
理想の外観を叶えやすいのはサイディングを使ったリフォームになりそうです。
それに比べてガルバリウムの外壁は選べるデザインの幅が狭くなってしまいます。
しかし最近の外壁の流行りはシンプルでスタイリッシュなものになってきています。
ガルバリウムの素材感を活かしたデザインが逆に好まれることもあるため、メリットとも言えます。
レンガ調で暖かみのある家もステキだけど、無機質な家もシンプルでおしゃれなのよね〜
ガルバリウムの外壁リフォームで気になる断熱性能は?事例も紹介!
家の断熱性能の重要性とガルバリウム素材についてお話してきましたが、ガルバリウムの断熱性能はどうなのか気になりますよね。
ガルバリウムは金属なので熱を通しやすく、単体では断熱効果は低いです。
しかし、外壁材としてのガルバリウムは断熱材一体型になっているものが主流です。
断熱材がしっかり張られているため、断熱性能もサイディングをはるかに上回っています。
ガルバリウムでリフォームする時には、断熱材一体型であるかをしっかり確認しましょう。
“リフォーム事例”ガルバリウムでスタイリッシュに着せ替え
画像引用元:リフォームナビ
「外張りのガルバリウムでおしゃれにしたい」という願いを叶えた実例です。
暗い色を選ぶことでシックで引き締まった印象になっています。
まるで新築の家みたいだなあ。うちも外壁を外断熱するならガルバリウムにしよう!
綺麗で丈夫で暖かいなんて幸せすぎるわ。
早速リフォームに向けて動き始めちゃおう!
本気でリフォームを考えるなら、最低3社は見積もりを依頼しましょう。
リフォーム会社を比較するのに便利なサイト選びは、次の記事が参考になります。
まとめ
今回は、家の断熱性能の重要性と断熱方法の種類、ガルバリウム素材についてお話してきました。
- 日本の家の断熱性能は世界最低レベル
- 95%の住宅が基準以下の断熱性能
- 断熱リフォームで得られる効果は3つ
①快適な空間をつくることができる
②家族の健康を守ることができる
③光熱費が抑えられる - 外断熱は建物全体を覆うため機密性が高い
- リフォームの外壁材は“サイディング”と“ガルバリウム”の2種類
- ガルバリウムのメリットは丈夫でコスパが良いこと
- ガルバリウムのデメリットは錆びる可能性があることと、デザインが少ないこと
- 断熱材一体型のガルバリウムは断熱性がとても高い
- ガルバリウムの素材感を活かしたスタイリッシュな家になる
家族の健康のためになるなら早くリフォームしたいわ!
スタイリッシュな見た目で暖かいなんて、良いギャップだよね。コスパも良さそうだしガルバリウムで考えようか!
パパがいちばん暑がりで寒がりだものね!
快適な家になるのが楽しみだわ。