みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたは、こんな悩みをお持ちじゃないですか?
そろそろマイホームが欲しいけど予算は抑えたい
庭付きの家が欲しいけど人気エリアに住みたい
この記事を読むことで次のことがわかります。
中古物件を購入してリフォームすれば費用を抑えることができる理由がわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
マイホームが欲しい!!
しかし、マイホームを手に入れるのは、簡単なことではありません。
毎月のローンの支払い、家の修繕費などお金が掛かることが多いため、清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要です。
マイフォームは欲しいけど、妥協はしたくない!!
それぞれの家族構成や生活スタイルによって妥協したくない条件も異なります。
住みたいエリアがある場合や交通アクセスがいいところを求める方が多いでしょう。
しかし、
- 住みたいエリアは決めているけど新築物件だと予算オーバーになる
- 考えている予算で新築物件だと交通アクセスが悪くなるため絶対に住みたくない
など、どうしても妥協できないところはあります。
しかし、新築物件にこだわると予算オーバーになってしまいます。
住みたいエリアで交通アクセスもよく、予算も範囲内だけど中古物件が見つかった場合、リフォームすれば新築物件同様のマイホームを手に入れることが可能です。
それなら新築物件よりも中古物件を購入するほうがいいね!
そうよね!!
中古物件をリフォームすれば費用が抑えられるからね。
しかも、新築物件購入よりも中古物件をリフォームするほうが費用を抑えることができます。
なぜ?中古物件をリフォームするほうが費用を抑えることができるのか徹底調査します。
中古物件購入をおススメする理由は”費用のコストダウン”
中古物件は、前にヒトが住んでいたということはありますが、クリーニングやリフォームをすることで、新築物件のような快適生活をすることが可能になります。
費用は、新築物件を購入するよりも2〜3割ほど抑えることができます。
費用以外にも中古物件をおススメする理由は
- 人気エリアに建設されていることが多い
- 物件の選択肢が多い
- 住宅周辺の環境が把握しやすい
- リフォームして好みの空間を現実にしやすい
妥協できない条件に拘るならば、中古物件の方が断然おススメです。
中古物件購入時のリフォーム費用を抑えたい場合は”築年数”が重要
リフォーム費用を抑えたい場合は”築浅中古物件”を探す
築浅中古物件を購入した場合、元々設置している設備のクリーニングのみで再利用すると、リフォームする必要が少なくて済むので費用を抑えることができます。
購入費用を抑えたい場合は”築年数が古い中古物件”を探す
築年数が古い中古物件を購入した場合は、購入費用を抑えることができますが、リフォーム費用は抑えることは難しくなります。
築浅・築年数が古い中古物件購入でリフォームする必要性
築浅中古物件を快適に過ごすなら”最低限の修繕”は必要
築浅中古物件を購入時に外壁や内装などクリーニングされ、リフォームの必要性がない場合があります。
しかし、リフォームを検討していない場合でも必ず修繕だけは範囲に入れましょう。
修繕範囲は、大まかに
- 配管の破損
- 設備の故障
- 水回りの設備
この3つは、入居後に劣化や故障が見つかると大掛かりな工事が必要となり余計な費用も掛かります。
自身の判断ではなく、必ず、インスペクションと呼ばれる住宅の調査を専門家に依頼し確認してもらうと安心です。
インスペクションは、中古物件の健康診断のような役割をしてくれます!
築年数が古い中古物件を快適に過ごすなら”リフォーム”は必須
築年数が古い中古物件を購入した場合は、外壁や内装のクリーニングだけでは補えません。
配管破損、設備の故障、水回りの設備などの劣化も考えられます。
入居後、快適に過ごすのであれば、設備の交換や壁床のフルリフォームすることを検討しましょう。
自己判断ではなくプロの目で確認してもらうためインスペクションしてもらいましょう!!
中古物件築年数別リフォーム範囲と費用
中古物件築年数によりリフォーム範囲と費用をまとめています。
築年数 | リフォーム範囲 | 費用 |
10年 | ユニットバス、キッチン、トイレ、洗面台、給湯器の水回り設備の修繕 | 200万円前後 |
20年 | ユニットバス、キッチン、トイレ、洗面台、給湯器の水回り設備のリフォーム | 300万円前後 |
30年 | 水回り設備、内装や間取りの変更など | 500万円前後 |
40年以上 | スケルトンリフォーム | 800万円前後 |
築浅の場合でも、前に住んでいた人の使い方により修繕ではなく全面交換が必要な場合もあります。
また、築年数が古い場合、シロアリなどの被害が見つかるかもしれません。
基礎部分の傷み具合によりますが、家全体を建替える必要があるため解体費用も加わると2000万円ほど高くなることもあります。
中古物件を購入した後にシロアリ被害がみつかったら費用が多額になるね!
そうならないために購入前にはインスペクションよ!!
中古物件リフォーム費用を抑えるコツは間取りと設備をシンプルに
リフォーム費用を抑えるには、間取りや設備を複雑にせず、シンプルにすることです。
リフォーム費用を抑えるには間取りを複雑にしない
小部屋をたくさん作ったり、ロフトを作ったりと拘ったものを取り入れと費用を抑えることができません。その理由は、部屋数が多くなると、壁、クロス、ドアの設置を多くする必要があります。
間取りをシンプルにすることで壁、クロス、ドアの設置数を減らすことができるため費用も抑えることができます。
部屋数が少ないと掃除も楽ちん!!
壁紙・床のベーシック設備とハイスペック設備の費用比較
リフォームする場合に必ず依頼する壁紙と床の費用を比較しました。
壁紙費用はスタンダードタイプで1㎡2000円
タイプ別 | 設備内容 | 1㎡あたり/費用 |
ベーシック | 耐火性、防カビ性 | 約1400円 |
スタンダード | 耐火性、防カビ性、調湿・抗菌など高機能、多彩な色柄 | 約2000円 |
ハイスペック | 自然素材の塗り壁 | 約4000円 |
床の費用はスタンダードタイプで1㎡9000円
タイプ別 | 設備内容 | 1㎡あたり/費用 |
ベーシック | 合板フローリング | 約6000円 |
スタンダード | 合板フローリング、ワックス不要傷がつきにくい表面加工 | 約9000円 |
ハイスペック | 自然素材の無垢材 | 約11000円 |
僕は、壁紙と床はスタンダードでいいかなー
設備をシンプルにすることでリフォーム費用を抑えれる
キッチン、トイレ、お風呂の設備を新しいものにする場合、すべての設備をハイグレードなものにすると費用が増えてしまい予算もオーバーしてしまいます。
ハイグレードなものを設置したい場合は、妥協せず、その他の設備はハイグレードなものではないものを選ぶと費用を抑えることができます。
キッチン・お風呂などベーシック設備とハイスペック設備の費用比較
リフォームする場合に依頼することが多いキッチン・お風呂、トイレの費用を比較しました。
キッチンの費用はスタンダードタイプで55万円
タイプ別 | 設備内容 | 費用 |
ベーシック | プロペラ型換気、開き戸収納、ガスコンロ | 約35万円 |
スタンダード | モーター型換気扇、掃除しやすいキッチンパネル、IHクッキングヒーター | 約55万円 |
ハイスペック | 手入れしやすいモータ型換気扉、掃除しやすいキッチンパネル、IHメタルクッキングヒーター、食洗機 | 約85万円 |
お風呂の費用はスタンダードタイプで55万円
タイプ別 | 設備内容 | 費用 |
ベーシック | FRP浴槽、すぐに乾く床、 | 約35万円 |
スタンダード | お湯が冷めにくい浴槽、すぐに乾く床、掃除が楽な壁、収納付きカウンター | 約55万円 |
ハイスペック | お湯が冷めにくい人工大理石浴槽、やわらかいすぐに乾く床、掃除が楽な壁、浴室換気乾燥暖房 | 約75万円 |
トイレの費用はスタンダードタイプで15万円
タイプ別 | 設備内容 | 費用 |
ベーシック | 節水タンク型、本体一体型操作パネル | 約10万円 |
スタンダード | 節水タンク型、壁リモコン、トルネード洗浄 | 約15万円 |
ハイスペック | スッキリしたタンクレス、操作しやすい壁リモコン、トルネード洗浄 | 約25万円 |
キッチンだけはハイスペックがいいなー
場所別リフォーム費用はこちらの記事が参考になります。
リフォーム業者の手厚いサポートをチェックする
意外と見落としてしまうのがリフォーム業者の選択です。
相見積もりをしたときに、ここが一番安いという理由でリフォーム業者を選んではいけません。
リフォーム業者を選ぶときは、
- 保証期間
- アフターフォリー
- サービス面
を要チェックしましょう。
もし、トラブルがあった場合に、保証期間が短くサポート期間が終わっているために余計な費用が掛かってしまうというトラブルに見舞われることもありますので注意しましょう。
リフォーム業者に相見積もりをするならこちらの記事が参考になります。
中古物件購入のリフォームを考えるなら知っておきたい注意点
中古物件を購入してリフォームすると費用を抑えることができるためおススメです。
しかし、リフォーム費用は、住宅ローンに含むことが出来なかったり、劣化状況によって多額の費用が発生する場合があります。
リフォーム費用を住宅ローンで借りられない場合がある
中古物件購入と同時にリフォームすると、住宅ローンでリフォーム費用分も借りられるケースがあります。
ただし、物件の担保価格が低い場合やリフォーム費用が高額の場合は、住宅ローンにまとめることができない場合があります。
また、他に返済中の借り入れがある場合も住宅ローンが組めない場合があります。
リフォーム費用だけを住宅ローンとして借入することはできないんだ
中古物件の劣化状況により多額の費用が必要
中古物件は、基礎部分を外から見ても判断することは非常に難しいため、住宅調査を専門家に依頼し判断を仰ぐことをおススメします。
中古物件は、長い時間を経過しているためにシロアリなどにより基礎部分が劣化している場合や、屋根・耐震補強など見えないところに見つかる場合があります。
快適に安心して暮らすために必要なリフォーム費用は、間引きをせず費用を抑えることはしないようにしましょう。
リフォーム費用を抑えることばかりすると、将来的に多額の費用が必要になる場合があります。
設備が古いと新しいものに買替えるため費用が高くなる
築年数が古い中古物件だと設備も古くなり修繕で利用できるものが少なくなります。
新しい設備を導入することになりますので、想像以上に大きな費用が発生する場合があります。
まとめ
中古物件のリフォーム費用について徹底調査しました。
- 新築物件より中古物件にリフォームをしたほうが費用を抑えることができる
- 中古物件は築浅の方がリフォーム費用を抑えることができる
- リフォーム費用を抑えるには間取りはシンプルにする
中古物件は、交通アクセスがよく人気エリアに多いもんね。
マイフォームを手に入れるには中古物件も視野いれて、自分の思い通りのリフォームにして快適生活よ!!
夢のマイフォームを手に入れてみんなで幸せを掴んじゃおう!!