みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたはこんな悩みをお持ちじゃないですか?
新築の戸建てを建てたら、どれ位でリフォームが必要になるのかしら?
水回りや外壁などのリフォームが必要な時期の目安や、どんな症状に注意したら良いのか知りたい。
この記事を読むことで、次のことがわかります。
設備ごとのリフォーム時期の目安や劣化の合図がわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
戸建てをリフォームして家の寿命を延ばそう!戸建てって小さい頃からの憧れだったりしますよね。
でも20年も経てば色々ボロが…リフォームが必要な時期になってきます。
国土交通省の調査によると、リフォームのきっかけは45%「住宅の劣化」。
◆外壁の経年劣化で水漏れ発生
◆廊下の床がきしむ
そのままにしておくと、大事故や、損害賠償などに発展することも。そんな不安を解消してくれるのが「リフォーム」です。
リフォームには、今の戸建てをより快適にという目的の他に、劣化したところを直す目的もあります。
でもリフォーム前にだいたいの値段が知りたいですよね!そこでやってみてほしいのが「リフォームの相見積もり」です。無料で複数社が見積もりを出してくれます。
こちらの記事では、見積もりの見方や危険な例を紹介しています。
オススメは「タウンライフリフォーム」。優良業者300社のなかから、自宅付近の業者を厳選して紹介してくれます。
残念ながら、悪徳業者も数多くあるリフォーム業界。不当な扱いを受けないためにも、優良業者に依頼したいですね。
【PR】タウンライフ
お隣りの家、今度リフォームをするそうよ。この辺りは建売住宅で、うちと同じ築10年位だし、まだ早くないかしら?
家の立地や構造で変わってきますが、中には不具合が出てきている家もあると思いますよ。気になってきた部分とかはまだないんですか?
少し前に給湯器は変えたんだけど、他は今の所気になる箇所はないし、特に点検とかも頼んだことはないのよね。
このように生活している上で支障になるような不具合が起きていないと、特にメンテナンスをしていない家は多いのではないでしょうか?
「今のままでも困ってないし…」と、特にメンテナンスをしないでいると気が付いた時には広範囲に劣化が進んでいて、修復に高額の費用が掛かってしまうこともあります。
建物のメンテナンスをきちんとしていると様々なメリットがあるんですよ!
- 家を長持ちさせることができる
- 快適に住める
- リフォーム費用を抑えることができる
- 売却時の価格が高く出やすくなる
劣化を放置してきた家と、定期的にきちんとメンテナンスをしてきた家ではリフォーム費用が1000万円近く変わってくることも!
1000万円も⁉
定期的にメンテナンスをすると家が長持ちして、結果的に無駄な出費を防ぐことにつながります。
戸建てを建ててから、どの位のスパンでリフォームをしたら良いのかを知っておきましょう。まずは築年数別にお話していきますね!
戸建てリフォームは築10年から必要!期間別に内容を解説
【築5年】早めのメンテナンスでリフォームに備える
築5年では、まだまだリフォームを考えるには早すぎると思う方がほとんどだと思います。
私もそう思う!まだ全然問題なく快適に過ごせてる頃だと思うわ!
この頃はまだリフォームの必要はほとんどありませんが、早めのメンテナンスをしておくオススメの時期なんです。
まだリフォームなんて必要にない見た目ですが、一部分が傷みだしてきていたり汚れが気になりだす時期です。
早めにメンテナンスを加えておくことによって、後々のリフォームの規模が小さく済む場合があります。
それに現在の新築住宅には家の主要構造部分などに欠陥が見つかった場合、築10年以内なら無料保証されているんですよ!
雨水が中に侵入するのを防ぐ部分などに欠陥が見つかった場合、不動産会社が無料で補修工事をすることが義務化されています。
これは、2004年4月に施工された『住宅の品質確保の促進等に関する法律』という法律によって定められています。
請負人は注文者に引き渡した時から十年間、住宅のうち構造耐力上主要な部分又は雨水の浸入を防止する部分の瑕疵について担保の責任を負う。
引用元:国土交通省
瑕疵(かし)とは、普通は備わっている機能や品質などが備わっていない状態のことです。
築5年といっても家の建設時に欠陥があれば、建物が傾いていたり天井裏などで雨漏りが起きていることも考えられます。
5年ごとに専門業者による点検を受け、細かい部分の不具合が起きていないかをチェックしてもらうのが安心です。
保障内容なんて覚えていない人の方が多そうよね。どんな不具合でも対象になるのかしら?
保障の対象箇所には、次のようなものがあります。
- 基礎・屋根・壁・床・柱などのヒビ割れ、ずれ、ぐらつき、沈みなど
- 雨漏りを防止する部分の劣化による破損、水漏れ、結露の跡など
給排水管設備もトラブルが起きやすい時期なので、点検やクリーニングをこの時期にしておくのがオススメですよ!
【築10年】水回りや外壁のリフォームが必要になる時期
築10年頃になってくると、だんだんと設備の故障や破損が目立ってくる時期になってきます。
特に水回りや外壁は、水や雨風にさらされることが多い分、他の箇所よりも劣化が早くなりがちです。
次のようなリフォームが必要になってきます。
- 浴室の床、壁のタイルの張り替え
- 給湯器の交換
- コンロの交換
- 外壁の塗り替え
外壁の変化はなかなか気付きにくいものです。日頃から状態をチェックする習慣を付けておくと良いですよ!
【築15年】給排水管や床の補修が必要になる時期
築15年頃になると、表面的な部分よりも見えない部分の劣化が出始めます。
この頃に必要になってくるリフォームは次の内容です。
- 給排水管のメンテナンス
- フローリングのリフォーム
- 屋根の劣化の点検
築15年位になると屋根や外壁の劣化が見られるようになり、家の土台部分などの見えない箇所の腐食も進んできます。
配管リフォームの工事費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
【築20年】全面的な修繕が必要な時期
築20年ともなると建物の土台部分にも劣化が出る頃になり、状態によっては大規模なリフォームが必要になってきます。
これまでにどんなメンテナンスをしてきたかによって、家の土台部分の劣化具合が決まっています。
建て替えかリフォームか悩んじゃいそうね。
20年住んでいれば家族の形態も変わってくる頃なので、ライフスタイルに合わせた間取り変更をするのも良いですよね。
- 今後も長く住み続けたいと考えているなら建て替え
- 将来2世帯住宅へ大規模リフォームを考えているなら、一旦は部分的な改修のみ
このように現在の家の状態や予算、これからの生活設計などを基準に建て替えかリフォームかを判断しましょう。
一軒家を二世帯住宅にする費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
設備ごとのリフォーム時期の目安と劣化の合図
建物の設備は故障や劣化によって必ず修復が必要な時期がやってきます。
そのまま放置すると、原状回復するのか難しくなり工事費用も高くなる場合が多いです。
場合によっては、住みながらのリフォームができなくなるので一時的な仮住まいが必要になり費用も掛かります。
だから定期的なメンテナンスが必要なのね。設備ごとに故障の時期が違うから、いつお金が掛かるのかわからないわね。
そうなんです。設備ごとの大体のリフォーム時期の目安をまとめてみたので是非参考にしてくださいね。
設備 | リフォーム時期の目安 |
キッチン | 10~20年 |
浴室・トイレ・洗面所 | 10~15年 |
居室系 | 15年 |
玄関 | 20~30年 |
外壁 | 15~20年 |
屋根(瓦) | 20~30年 |
窓回り | 20~30年 |
うわ~今後こんなにリフォームしていかなきゃいけないのか…
家の立地や構造などの条件で多少変わってきますが、ある程度リフォームの目安を知っておくと早めの対処ができるので、結果的に費用を抑えることができます。
次は設備ごとのリフォーム時期の目安と劣化の合図についてお話していきますね。
水回りは10~20年!水漏れや設備の不具合が出てくる
キッチンは約10~20年、浴室やトイレは10~15年で設備の不具合が出てくるようになります。
- 蛇口やシンクしたからの水漏れ
- 換気扇の動きが悪い
- ガスコンロが付きにくい
浴室タイルにヒビや剥がれがあると、そこから水を吸い込んでしまい腐食しやすくなります。
シロアリが発生する原因にもなるので、見つけたら本体の交換も検討しましょう。
水回りは似たような時期だから費用がかさみそうね。
水回りリフォームならセットプランを出している業者もあるので、上手く利用するのもおススメですよ!
水回りのリフォームパックについて詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
窓回りは20~30年!扉の開閉がしずらくなったら注意
窓回りは、約20~30年で扉やサッシが使いづらくなってきたり、日に焼けてヒビ割れや色落ちをしてきます。
- 扉の開け閉めがスムーズにできない
- サッシが動かない
- 窓枠などが外れて隙間ができている
扉が開けづらいことはあるけど、窓回りってそんなに重要なのかなぁ?
窓回りは水が浸入しやすい箇所です。場合によっては内装の壁が劣化しサッシ自体交換になる場合もあります。
外壁周りは15~20年!塗膜が剥がれてきたらサイン
外壁周りは約15~20年で外壁の塗膜が剥がれてきたり、外壁の基材自体が劣化してきます。
住宅の雨風に対する耐久度が下がってきてしまうので、次のサインを見つけたら早めの対処が必要です。
- チョーキング現象
- 塗膜が浮いて剥がれてきている
- 外壁の基材が外へ露出している
- 塗装の光沢が落ちてきている
こないだ外壁近くの雑草取りしてたら、服が外壁に触れたのか白い粉が付いてたの。きっとあれの事よね。
このような状態を放置していると、家の構造部分にまで関わる大規模なリフォームが必要になる場合があり費用も高額になってしまいます。
屋根回りは10年!雨漏りしだしたら放置しない
屋根材には、瓦屋根・金属屋根・ストレート屋根などがありますが、どの種類も大体10年前後で劣化のサインが出てくるようになります。
- 雨漏りしている
- 屋根の一部分にヒビ割れがある
- コケや藻が生えてきている
屋根は、外壁よりも紫外線や雨の影響を受けやすい箇所なんですよ!
雨漏りを放置していると、塗装のみのリフォームで済まず屋根材の張替えが必要になってくるので、費用も高額になってしまいます。
うちはまだ築10年だし雨漏りもしたことないから、まだまだ大丈夫じゃないかしら?
今何も起きてないからといっても、安心はできませんよ!
10年位を目安にメンテナンスをすることによって軽めの症状のうちに対処することができ、結果的に費用を抑えることにつながります。
屋根の修理をするタイミングで外壁も一緒にすれば足場の費用が1回分で済むのでオススメですよ!
まとめ
戸建て住宅の適切なリフォーム時期についてお話しました。
戸建てリフォームは築10年ごろから必要になります。
築年数 | リフォーム内容 |
築5年(早めのメンテナンス) | 瓦の点検、給排水管のクリーニングなど |
築10年 | 水回りの設備交換、外壁の塗り替えなど |
築15年 | 給排水管や床の補修など |
築20年 | 全面的な修繕 |
メンテナンスをしていなかったり不具合を放置していると、修復が難しくなり大規模な工事が必要になるので費用が高くなってしまいます。
建物の適切なリフォーム時期を知っておくことで、無駄な出費を防ぎ快適な住み心地を保つことができます。
リフォームってつい先延ばしにしちゃいがちだけど、今の家に長く住みたいし定期的に点検しないとね。
資金作りをしやすくする為にも、事前に修繕やリフォームの長期計画を立てておけると良いですね。
戸建てをリフォームして家の寿命を延ばそう!戸建てって小さい頃からの憧れだったりしますよね。
でも20年も経てば色々ボロが…リフォームが必要な時期になってきます。
国土交通省の調査によると、リフォームのきっかけは45%「住宅の劣化」。
◆外壁の経年劣化で水漏れ発生
◆廊下の床がきしむ
そのままにしておくと、大事故や、損害賠償などに発展することも。そんな不安を解消してくれるのが「リフォーム」です。
リフォームには、今の戸建てをより快適にという目的の他に、劣化したところを直す目的もあります。
でもリフォーム前にだいたいの値段が知りたいですよね!そこでやってみてほしいのが「リフォームの相見積もり」です。無料で複数社が見積もりを出してくれます。
こちらの記事では、見積もりの見方や危険な例を紹介しています。
オススメは「タウンライフリフォーム」。優良業者300社のなかから、自宅付近の業者を厳選して紹介してくれます。
残念ながら、悪徳業者も数多くあるリフォーム業界。不当な扱いを受けないためにも、優良業者に依頼したいですね。
【PR】タウンライフ