みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたはこんな悩みをお持ちじゃないですか?
古民家は安く買えるけど、リフォームは必要よね。
リフォームしたらどのくらいかかるかしら?
古民家風の家に憧れるけど、古いから使い勝手が悪いのよね。
1000万円以内でリフォームできるかしら?
この記事を読むことで、次のことがわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
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こちらの記事では、見積書の見方や、危険な例に関して詳しく説明していますよ。
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最近、古民家がブームになっていますよね。
そんな日本らしさを感じる家屋を、古きを活かしてリフォームし、新しい空間を作って住む人が増えています。
築年数が何年から古民家って言うのかなぁ?
特に定義はないようだけど、だいたい50年以上前に建てられた家を古民家っていうそうよ。
へぇ~そうなんだ。知り合いが、安いから築100年の古民家を買うんだって言ってた。古民家に住んでみたいんだって。
確かに古民家って、古き良き日本家屋って感じで人気があるよね。でも古いから経年劣化しているし、使い勝手が悪いからリフォームは必要よ。
奥さんが最新のシステムを入れたいんみたいなんだけど1000万円でどの程度リフォームできるんだろう?
ではこれから予算1000万円以内でできるリフォームを説明します。
古民家の特徴を知ることでどのようにリフォームすればよいかわかる
古民家ってどうやってリフォームするんだろう?
そうねぇ。まずは古民家のことを勉強しましょう。
古民家のことを知らなければ、適切にリフォームを行うことができません。
ここでは、古民家の定義や特徴を説明します。
古民家とは”耐久性に優れた長寿命”の家
古民家とは建てられて50年以上経った家のことをいいますが、古ければ全て古民家というわけではありません。
古民家の定義というものがあるんです。
一般的に古民家とは建築後50年経過した建物とされるが、
一般社団法人全国古民家再生協会での「古民家」の定義は、昭和25年の建築基準法の制定時に既に建てられていた「伝統的建造物の住宅」すなわち伝統構法とする。
引用元:一般社団法人全国古民家再生協会
伝統構法とは日本の伝統的な木組みの建築構法で、金物を使わず、木と木を組みあわせて家を建てています。
古民家で使われている木材は、年を重ねるごとに強度が増す性質を持っているので、耐久性に優れていて長寿命です。
適切なメンテナンスを施せば、200年から300年以上も保つことができる古民家も少なくありません。
古民家の特徴は気候に合わせて快適に過ごせる工夫が施されている
次に古民家の特徴について紹介します。
基礎は石
昔の家の基礎は石の上に柱が乗っている石場建てがあたりまえでした。
家の足元が空いているので、通気性が良くメンテナンス性にも優れています。
屋根は草または瓦
世界遺産で有名な白川郷や五箇山の合掌造りは、かやぶき屋根が特徴です。
かやぶき屋根は、通気性や断熱性に優れているススキなどの草を材料にして造られています。
また日本で古くから見られる瓦屋根は粘土を焼いたもので、50年以上の耐久性があります。
壁材は土
昔の家の壁は土で造られており、調湿性に優れていて、一年を通じて心地よく過ごすことができます。
昔、うちの実家も土壁だったよ。そんな優れた特徴があったんだね!
床は畳や無垢材
畳は調湿性に優れていて夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができ、また吸音効果もあります。
廊下には無垢材が使用されていて調湿性があります。
無垢材の床は時を重ねるごとに深い味わいが出てくるのも特徴です。
部屋の仕切りはふすま
昔の家は部屋の仕切りはドアではなくふすまでした。
ふすまによって小さな部屋をいくつも作ることができて、ふすまを取ることで大きな部屋を作ることもできます。
障子で光を調節
障子は直射日光を避けることができて明るさ調整もできます。
また吸湿性があるので室内に湿気がこもるのを防ぎます。
古民家は通気性が良いので長持ちします。自然素材でできているので、廃棄しても有害性がなく人体にも安全です。
古民家リフォームを1000万円で実現するため費用相場を見てみよう
一戸建ての木造住宅をリフォームする場合、500~2000万円かかるケースが多いです。
1000万円以内で、どこまで工事ができるのかしら?
外壁・屋根などの工事も一緒に行うと、1000万円を超えてしまう可能性があります。
予算1000万円でリフォームをするには、各施工部位ごとの費用相場について調べておく必要があります。
リフォームする場所によって、どのくらい費用がかかるんだろう?
各施工部位の費用相場を表にまとめたので、参考にしてみてくださいね。
場所 | 価格 | |
---|---|---|
キッチン | 50~150万円 | |
浴室 | 50~150万円 | |
トイレ | 15~50万円 | |
洗面所 | 15~50万円 | |
リビング | 15~150万円 | |
和室/洋室 | 20~50万円 | |
和室を洋室に変更 | 55~100万円 | |
間取り変更 | 20~350万円 | |
玄関 | 10~50万円 | |
廊下 | 20~50万円 | |
外壁 | 塗装 | 50~180万円 |
重ね張り | 100〜200万円 | |
張り替え | 130〜230万円 | |
屋根 | 塗装 | 30~80万円 |
重ね葺き | 60〜250万円 | |
葺き替え | 60〜300万円 | |
壁の断熱 | 80~350万円 | |
耐震補強 | 50~100万円 |
なお、リフォーム費用相場は、こちらの記事も参考になります。
では次は各施工部位の詳細について説明します。
水回り設備のリフォーム費用相場は15~400万円
傷みやすい水回りリフォームの費用相場は下記の通りです。
- 浴室:50~150万円
- トイレ:15~50万円
- 洗面所:15~50万円
- キッチン:50~150万円
リビング・部屋・間取り変更のリフォーム費用相場は15~500万円
室内リフォームの費用相場は以下の通りです。
- リビング:15~150万円
- 和室/洋室:20~50万円
- 和室を洋室に変更:55~100万円
- 間取り変更:20~350万円
リビングや部屋の壁紙クロスや床材の張り替えだけを実施する場合、30万円未満で施工できるケースが多いです。
玄関・廊下のリフォーム費用相場は10~100万円
玄関・廊下のリフォームの費用相場は以下の通りになります。
- 玄関:10~50万円
- 廊下:20~50万円
玄関工事は、ドア交換のみまたは収納追加のみの場合であれば、30万円以内で行うことができます。
外壁・屋根のリフォーム費用相場は30~530万円
外壁・屋根のリフォームの費用相場は以下の通りになります。
主な工法としては、外壁は塗装・重ね張り・張り替え、屋根は塗装・重ね葺き・葺き替え、それぞれ3パターンがあります。
劣化具合を業者に確認してもらって、適したプランを提案してもらうとよいですね。
外壁
- 塗装:50~180万円
- 重ね張り:100〜200万円
- 張り替え:130〜230万円
屋根
- 塗装:30~80万円
- 重ね葺き:60〜250万円
- 葺き替え:60〜300万円
特に2階建て以上の建物では、外装工事の際に足場の設置・撤去費用が15〜20万円ほど発生する可能性があります。
断熱性を高めたリフォームの費用相場は80~350万円
古民家は風通しが良く夏は涼しく過ごせますが、冬場は寒さが厳しい環境になる可能性があります。
冬でも過ごしやすくするために、一般的には断熱材を取り入れたリフォームを施工します。
壁全体を断熱化した場合80~350万円が相場になります。
耐震補強工事の費用相場は50~100万円
近年建てられた家は、新耐震補強に沿って建築されているため大きな地震がきても大丈夫です。
しかし築年数が古い家屋は新耐震基準を満たしていない可能性があるばかりでなく、耐震補強が実施されていない可能性もあります。
耐震補強にかかる費用は約50~100万円が相場になります。
古民家リフォームは最大258万円の補助金がもらえる
耐久性に優れた古民家でも、何もしないで放置すると台風や地震といった自然災害によって崩れやすくなってしまいます。
そのため崩れる前にきちんとメンテナンスしてあげることが大切です。
古民家のリフォームはたくさんの費用がかかってしまいますが、補助金を利用することによって、費用を抑えることが可能です。
ここでは古民家リフォームの際の補助金について説明します。
補助金についてもっと詳しく知りたい場合は、こちらの記事が参考になります。
断熱リフォームの補助金は上限120万円
断熱リフォームをする場合、さまざまな補助金があります。
例えば、窓や壁などの断熱リフォーム・高効率給湯器の設置・太陽光発電システムや蓄電池の設置などが対象となり、上限額は120万円となっています。
耐震診断や耐震リフォームの補助金は30~120万円
耐震診断や耐震リフォームをする場合、地方自治体で補助金があります。
昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅で、旧耐震基準の住宅が対象になり、補助金額は30~120万円です。
バリアフリーリフォームの補助金は上限18万円
バリアフリー化に向けた工事を行う場合、地方自治体で補助金があります。
ご家族の中に要支援・要介護認定を受けた方がいる場合は申請することができ、補助金額は上限18万円となっています。
まとめ
古民家は適度に手入れを施せば、長く維持できる建物です。
古き良き古民家の特性を生かしながら、現代に合ったリフォームを行って、気持ち良く快適に過ごしたいものですね。
古民家に使用されている材料は強度が高いので、使えるものはそのまま利用し、設備のグレードを落としたり、補助金を利用することで、1000万円以内でフルリフォームすることも可能です。
やっぱり古民家っていいよな~。住んでみたいね。
いつか住んでみたいよね。古民家暮らしに憧れちゃう~!
古民家リフォームについては、こちらの記事も参考になります。
リフォームの見積もりを複数社に依頼するのは大変!?リフォームを検討していて、いざ見積もりを…と思っても、ついちゅうちょしてしまうことありますよね。
リフォーム会社の選定に、リフォーム見積もり依頼…いざリフォームをしようにも、実際リフォームに辿り着くまでの過程がたくさんあって嫌になってしまいますよね。
◆リフォーム会社を選定するのに1日
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そもそも、どの業者が良い業者で、かつ料金も良心的なのかわからない…。そんな悩みを解決してくれるのが「リフォームの相見積もり」です。
自宅の住所や、リフォームしたい箇所、予算を入力するだけ。自動で見積もりをだしてくれるサイトがあるんです。
こちらの記事では、見積書の見方や、危険な例に関して詳しく説明していますよ。
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