みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?
介護用にトイレをリフォームしたいけど費用ってどれくらいなのかしら?
介護しやすいトイレがどんなものか知りたいわ。
この記事を読むことで次のことがわかります。
トイレリフォームに利用できる介護保険についてわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
マンションリフォームを考えるなら便利な一括見積から!いくら持ち家と言えど、戸建てと違ってマンションのリフォームって気を使いますよね。
何に注意すればいいかわからないし…
マンションリフォームには下記のような制限が発生することがあります。
◆管理規約によってリフォーム制限がある
◆マンションの構造によってリフォーム制限があるだからと言って、住みづらいマンションをそのままにしておくのも気が引けます。
築古の区分マンションを購入して、古い設備のままってのも、前に住んでいた人が使っていたものをそのまま使うのも嫌ですよね?
リフォームにはリフォームのプロがいます。住宅やマンションに悩みがある場合は、まずリフォーム見積もりをとってみませんか?
見積もりを取る前に確認してほしいのがこちらの記事。見積りに関わる危険な例も説明していますよ。
オススメしたいのは「タウンライフリフォーム」!なんと無料で複数社から見積りを取れます。
見積りをとってそのままリフォームしたい!という場合も、複数社と価格を比べられるので、お得にリフォームできちゃうんです!
素敵なリフォームで気持ちの良い生活を送ってくださいね♪
【PR】タウンライフ
さすがに自宅でのあんな広さは取れないわ。
マンションだとなおさら無理だもの。
介護用トイレの広さは体の状態に合わせて!3パターン紹介
介護用トイレにリフォームしたいんだけど、どんなリフォームなのかしら?
何もいきなりトイレを大きく広くしなくても身体の状況に合わせてリフォームすることができるのよ。
今回は大きく3つに分けて介護用トイレのリフォームをご紹介します。
身体の状況によって広さや設置場所も違います。
自力歩行できる場合は側面に介助者スペースがあればOK!
画像引用元:リフォームガイド
広さ | 約0.4坪(80×125cm)~0.5坪(80×165cm) |
便座前方 | 60cm以上 |
便座側方(側面で介助可能なサイズ) | 50cm以上 |
出入口(介助に必要な最小のサイズ) | 75cm以上 |
なんとか自分で歩ける人は、コンパクトなリフォームなのね。
そうなの。
車椅子介助ほど場所を取らないから広さとしてもコンパクトなのよ。
自力歩行ができると言っても体調が悪ければふらつきや倒れたりなどした場合、すぐに気づけるとは限りません。側面で介助できるサイズが適切です。
車椅子でも自力歩行できる場合は入り口スペースを広く!
画像引用元:リフォームガイド
広さ | 約0.75坪(165×125cm) |
便座前方 | 85cm以上 |
便座側方 | 70cm以上 |
出入口(車椅子が通る最小のサイズ) | 80cm以上 |
さっきの自力歩行できる人よりは少し広くなるわね。
車椅子が通れる入口の幅が必要になるわ。
車椅子で介助者の補助が必要な場合は入り口も面積も広さが必要
画像引用元:リフォームガイド
広さ | 約1坪(165×165cm) |
便座前方 | 85cm以上 |
便座側方 | 100cm以上 |
出入口 | 80cm以上 |
車椅子だけなら少しはスペースが削れるけれど介助が必要な場合は広くないと介助がしにくいわ。
介護用トイレもいろいろ考えないといけないのね。
バリアフリーって難しいわ。
そんなことないわよ。
バリアフリーについても教えるわね!
介護トイレリフォーム箇所は”出入口””手すり””便座””床”
出入口はバリアフリーに!リフォーム箇所は4つ
バリアフリーってそもそもどんな機能なの?
バリアフリーは生活する上で障害物を取り除いてけがを少なくするためでもあるのよ。
バリアフリーを実現させるリフォームは、以下の4つです。
- 車椅子の場合、ドアは引き戸にする
- ドアや床の段差をなくす
- 鍵は外側、内側、両方開けられるようにする
- 出入口を便座後方が便座横にする
便座後方が出入口の場合
画像引用元:リフォームガイド
この場合は、移動距離が短くて横移動だけで便座にたどり着けるの。
便座横が出入口の場合
画像引用元:リフォームガイド
この場合は車椅子でも完全に中に入ることができて便座までの移動がスムーズにできるの。
トイレのリフォームには出入りの移動がスムーズにできるように便座の位置を考えないといけないのね。
他にも細かくリフォームする場所を教えるわね。
手すりの重要な役割は体の状態を安定させること
手すりは体を支えるのにとても重要な場所よ。
用途に合わせた3つの手すりを紹介するわね!
手すりなんてあんまり気にしてなかったわ!
手すりも用途別にあるのね。
縦の手すり
画像引用元:オウチーノ
これはドアの開け閉めをする時に身体を支える手すりです。
横の手すり
画像引用元:株式会社岡崎工務店
この手すりはつたい歩きやつかまり立ちをするための手すりです。
L字型の手すり
画像引用元:ピンタレスト
この手すりは立ち上がる、座る、座った状態を安定させるための手すりです。
だいたいこの3つが主にリフォームで使われるわ。
手すりって意外と大事な役割をしていたのね。
手すりも大事だけれど便座も大事よ。
より詳しく手すりについて知りたい方はこちらの記事をご覧になってください。
介護トイレのリフォームは便座の見直しも大切!
便座のも結構大切。
ちょっとしたことだけど見直して見てね。
便器と便座の間に補高部材を挟む
- 和式トイレから洋式トイレへ変更
- 便座のかさ上げをする
座面が上がるトイレ
- 専用の車椅子でそのまま用が足せるトイレにする
- 温水洗浄便座に変更する
これらを見直すといいと思うわ。
本当にちょっとだけども見直さないといけないわね。
清潔感を保つために床も色々と考えないといけないわ。
床のリフォームに最適な材質は?3つ覚えれば大丈夫!
トイレの床をリフォームをするなら次のことを考えるといいわよ。
- スリッパがなくても不潔感や抵抗感を生まない材質や色の床にする
- 水やアンモニアに強い材質にする
- 濡れても滑りにくい材質にする
これらの材質に合っていて主に覚えておくものはこの3つ!
- CFシート
- クッションフロアシート
- 大型セラミックタイル
ちょっと難しいけどこの3つを覚えておけば大丈夫よ。
そうなのね!ありがとう。
メモメモ…他にはあるかしら?
うーん、あとはこんなのはどうかしら?
リフォームが難しいならポータブルトイレを設置することも考えよう!
画像引用元:TOTO
初めて聞くわ。
ベッドのそばに置けるのね。
そうよ。
ベッドからの移動ができれば1人で済ませられるし後始末も楽よ。
それはいいわね!トイレのリフォームもいいけどスペースが取れないとできないものね。これはトイレを設置するだけだもの。楽だわ!
リフォームについてはわかったかしら。だいたいこんな感じかしらね!
介護トイレリフォームの相場は工事内容によって大きく異なる
介護用トイレにリフォームするといっても相場がわからないと不安です。
そこで一般的なトイレのリフォームを知っておくとだいたいの価格がわかって準備がしやすいでしょう。
なので、一般的なトイレリフォームの相場を見てみましょう。
※提示金額は工事費等すべてを含みます。
項目 | 費用 | 備考 |
和式トイレを洋式に | 18万円~ | |
手すりの設置 | 5万円~10万円 | 壁の補強費用も含む |
ドアを引き戸に | 10万円~20万円 | バリアフリー仕様の引き戸セットがある |
段差の解消(スロープ含む) | 2千円~10万円 | 床を開口し、配管工事を行うこともある |
手洗いコーナの設置 | 5万円~15万円 | 排水管の関係や手洗いコーナーのグレードによる |
スペースの拡張 | 10万円~30万円 | |
補高便座を取り付ける | 2万円~ | 各種、グレードやメーカーによって価格が変動 |
高尚便座に交換(ウォシュレット付き) | 10万円~ | 各種、グレードやメーカーによって価格が変動 |
既存の便器にウォシュレットを付ける | 7万円~ | 各種、グレードやメーカーによって価格が変動 |
ウォシュレットや暖房器具のある便器を付ける | 15万円~ | 各種、グレードやメーカーによって価格が変動 |
押入れトイレの設置 | 55万円~ | 押入れの位置により給排水管工事費が変動 |
床の張り替え | 2万円~10万円 |
一般的なトイレの相場はこんな感じなのね。
費用を抑える方法はないかしら?
いい所に気づいたわね!介護保険を利用するのよ。
介護保険を利用してリフォームしよう!
介護保険について聞いた事ある方もいるかもしれませんが、具体的にどんな保険なのか、また対象条件や支給額など掘り下げてみます。
介護保険はわかるかしら?まずは保険について知りましょう。
介護保険は介護サービスのための助成金制度
画像引用元:在宅介護オンライン
介護保険は2007年4月から始まった制度です。40歳になると介護保険に加入して、毎月保険料を支払います。
この保険料を財源として介護保険サービスを市区町村が運営しています。
そして、このサービスのひとつが介護のためにリフォームをするとなった時に助成金が提供されるのよ。
そうだったのね!助かるサービスだわ。
でも条件があることを忘れないで!
【重要】助成金の対象条件は3つ!
- 要介護認定で「要支援」または「要介護」の認定を受けた人
- 福祉施設に入所しておらず、病院にも入院していないこと
- 被保険者証の住所と改修する住宅の住所が同じであること
以上3つすべてを満たす必要があります。
これが条件なのね。
高齢者だと2番目の条件が難しそう。
そうね。
場合によっては難しいかもしれないけど条件を満たせるなら利用するのが良いわね。
支給額の限度は要介護度に関係なく20万円!
要介護度に関係なく20万円までと決まっていますが、その9割が支給されます。
9割だから最高でも18万円の支給ね。
20万円までのリフォームなら1割負担になります。また、工事費用が20万円になるまで複数回の利用ができます。
20万円までなら何回でも利用できるのね!
次の場合なら再度20万円の支給を受けられるのよ。
なんですって!?
- 転居した場合
- 要介護区分が重くなった場合(3段階上昇時)
この2つのどちらかに当てはまれば再度支給してもらえるのね。
そうなんだけど、支給対象となる工事内容なんてのもあるのよ。
工事内容?
支給対象になる工事内容は主に6つ
今回は介護用トイレのリフォームに合わせた内容ですが、トイレ以外の工事でも支給対象となります。
工事内容はこの6つよ。
- 手すりの取り付け
- 段差の解消
- 滑り防止および移動円滑化のための床材の変更
- 引き戸への扉の取り替え
- 洋式便器等への便器の取り替え
- その他、上記の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
この6つが支給対象になるのね。
以上を踏まえたうえで支給を受ける手順を教えるわね。
支給を受けるには?手続きには注意点も!
支給の流れといってもどんなことをするのかしら。
支給を受ける手続きの流れはこんな感じよ。
- 介護認定を受ける。
- 住宅改修についてケアマネージャーなどに相談する。
- 申請書類など一部提出する。(事前申請)工事費の見積もりなどを提出する。
- 着工・支払い 事前申請の審査結果を受けてから着工する。工事費は全額支払う。
- 事後申請 工事完了後に再度申請する。
- 住宅改修費支給
事前に申請するのね!大事なことだわ!覚えておきましょう。
ここでも注意点があるわ!
専門員や資格者のみ作成できるのね。
これも業者にあらかじめ確認しておかなきゃいけないわね。
それとね!介護保険と併用して使える市区町村の助成金制度もあるのよ。
何それ!教えて!
介護保険と併用できる!市区町村による住宅改修の助成金制度
市区町村でも住宅改修による助成金制度があります。
これは介護保険と合わせて利用することができる制度です。
各市区町村によって内容が異なるから参考程度に読んでね。
介護保険にはない住宅改修の助成制度は”融資”と”利子補給”
支給内容って介護保険とどう違うのかしら。
まぁ見てみましょう。
内容は次のものがあるわ。
- 助成金の支給
- 融資
- 利子補給
介護保険制度は助成金のみだったけど、そうでないものもあるわ。
地区によっても違うわよね。
そうよ。
これら全てを支援する地区もあればどれかひとつっていう地区もあるのよ。
金額については助成金支給の場合、限度額は介護保険で支給される額(最高18万円)に近いもの、もしくはかなり多い額のところもあります。
融資に関しては、無利子で高額の融資を受けられる地区が多いです。
まぁ場所によるってことね。
お住まいの市区町村で調べておくことをお勧めするわ。
対象条件は何があるの?1番多い条件は5つ
この制度も対象条件があるのよね?
もちろん。
市区町村によって違うけど一番多かった条件を教えるわね。
- 介護保険制度の要介護または要支援認定を受けていること。
- 所得による制限。
- 納税額(市民税、所得税等)による制限。
- 市税の滞納がないこと。
- 家族全員の年齢規定。
他にもあるけれど一番多く条件として載っているのはこれらね。
介護保険より条件が厳しいわね。
特に税金や収入とか制限があるのね。
多くの市区町村で条件として入れてるみたい。
要チェックね!
対象工事の内容は意外と普通のリフォーム内容
対象となる工事内容は介護保険と被るものがほとんどですが、市区町村によっては介護保険と被らない工事内容を含むこともあります。
介護保険と被らない工事内容って何かしらね。
介護保険と被る工事内容 | 介護保険と被らない工事内容 |
手すりの設置 | ユニットバスへの交換 |
段差の解消 | 流しや洗面台の工事 |
トイレを和式から洋式に交換 | 断熱改修工事 |
床材の変更 | ホームエレベーターの設置 |
専用居室等の増改築 |
介護保険と被らない工事内容って普通のリフォームみたい。
介護での改修で必要になってくる工事だと思うわ。
ユニットバスやホームエレベーターなんかは特にそうね。
介護保険と助成金制度は併用して利用できる
この介護保険と市区町村の助成金制度は合わせて利用できるのかしら?
もちろん!基本的には介護保険を優先して適用されるわ。
また、住宅改修費制度の条件が厳しいことから併用が難しくなる場合があります。詳しくは地域のHPや窓口にてご確認ください。
より詳しく介護保険について知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ
- 介護用トイレのリフォームでは身体の状態に合わせてリフォームする
- トイレの機能を上げるためのリフォーム箇所は、バリアフリー、手すり、便座、床材
- ポータブルトイレやベッドサイドトイレといった介護用トイレがある
- 介護用トイレのリフォームでは介護保険が利用できる
- 介護保険と併用して助成金制度が利用できる
みなさんも介護用トイレのリフォームをされる時は参考にしてみてくださいね。
マンションリフォームを考えるなら便利な一括見積から!いくら持ち家と言えど、戸建てと違ってマンションのリフォームって気を使いますよね。
何に注意すればいいかわからないし…
マンションリフォームには下記のような制限が発生することがあります。
◆管理規約によってリフォーム制限がある
◆マンションの構造によってリフォーム制限があるだからと言って、住みづらいマンションをそのままにしておくのも気が引けます。
築古の区分マンションを購入して、古い設備のままってのも、前に住んでいた人が使っていたものをそのまま使うのも嫌ですよね?
リフォームにはリフォームのプロがいます。住宅やマンションに悩みがある場合は、まずリフォーム見積もりをとってみませんか?
見積もりを取る前に確認してほしいのがこちらの記事。見積りに関わる危険な例も説明していますよ。
オススメしたいのは「タウンライフリフォーム」!なんと無料で複数社から見積りを取れます。
見積りをとってそのままリフォームしたい!という場合も、複数社と価格を比べられるので、お得にリフォームできちゃうんです!
素敵なリフォームで気持ちの良い生活を送ってくださいね♪
【PR】タウンライフ