みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたはこんな悩みをお持ちじゃないですか?
介護リフォームで玄関に椅子を設置する方法を知りたいわ。
椅子の設置以外に玄関にはどのような介護リフォームがあるのかしら。
この記事を読むことで次のことがわかります。
玄関椅子の設置と一緒にするオススメの介護リフォーム箇所が分かります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
先日仲良しのママ友とお話をしている時に、そのママ友のお母さんの腰痛がひどい状態だと知りました。
最近母の腰痛がひどくなったみたいで、歩くのも大変らしいのよ。
それは心配ね。
だれかお母さんに付き添える人はいるの?
父がいるんだけど、日中は仕事をしているからあまり付き添えていないみたいなの。
このままだともっと悪化しそうで心配だわ…。
それだったら、介護リフォームをしてみたらどうかしら?
少しは生活しやすくなるんじゃないかな。
それはいいわね!
福子さんならどこを介護リフォームしたらいいと思う?
そうね~…まずは玄関に椅子を設置するのがいいと思うわ。
今回は玄関に椅子を設置する介護リフォームについてご紹介します!
要注意の場所!転んで怪我する前に安全な玄関にリフォーム
福子さん!
なぜ玄関に椅子を設置する介護リフォームがオススメなの?
それは玄関が要介護者にとって危険な場所だからよ。
危険!玄関は要介護者にとって転倒しやすい場所
実家の玄関に危険なところなんて一つも無いと思うんだけど。
ほとんどの人にとって、玄関は危険とは思わないでしょう。
しかし介護や付き添いの必要な方にとっては、靴を履いたり、脱いだりする動作の時に転倒するかもしれない危険場所なんです。
転倒すると、大きな怪我につながってしまいます。
まさか自宅で大怪我するなんて、だれも思わないもんな。
また、しゃがんだ状態から立ち上がった時に、バランスを崩して転倒してしまう事もあります。
意外と玄関って危険なのね。
自宅で怪我人なんて、絶対に出てほしくないわ!
介護の必要な方も安心!玄関椅子があれば転倒防止になる
玄関での転倒を防ぐにはどうしたらいいの?
その一つとして、介護リフォームで玄関に椅子を取り付ける方法があるわね。
玄関に椅子を設置すると、靴を履いたり脱いだりする時の転倒を防ぐことができます。
また、椅子に座ればしゃがんだ状態にならないので、立ち上がった時にふらつくことも無くなりますね。
でも玄関の段差に座って靴を履けば、椅子なんていらないんじゃないの?
玄関の段差は低いので、要介護者の足腰に大きな負担になります。
それよりも位置の高い椅子の方が、足腰に負担がかからず安全性が高くなりますよ。
玄関に椅子があれば、介護の必要な方も怪我の心配なく、安心して靴の脱ぎ履きができるわね。
椅子の設置方法は2つ!玄関スペースや使いやすさで選ぼう
玄関に設置する椅子はどんなものがあるのかしら?
玄関設置の椅子の設置方法には大きく分けて2つあります。
- 置くだけの配置型椅子
- リフォームで取り付ける収納型椅子
配置型椅子は安くて設置も楽々!ピッタリの高さも公式計算でわかる
画像引用元:楽天市場
配置型椅子は、購入したものを玄関に設置するだけで完了します。
椅子のみの費用だけで業者には依頼しないので、費用は1万円以内と安く楽に設置できます。
ちなみに購入する時には、椅子の座面の高さに注意しましょう。
位置が低すぎると、足腰への負担が大きくなるもんな。
椅子は、利用者が楽に立ち座りできる寸法を選ぶとベストです。
私の母に合う高さの椅子が分からないわ。
椅子の高さには目安の公式があります。
椅子の使用者が立ち上がる時に、ガスの反発力で立ち上がりの補助をする仕様もあるわよ。
収納型椅子は玄関が狭くても大丈夫!DIYでは怪我する可能性アリ
画像引用元:楽天市場
玄関椅子を購入しても、玄関に設置できる広いスペースが無いわ。
玄関は家族の靴やお出かけに必要な道具など、たくさんの物を置いているご家庭が多いと思います。
すでに手狭になっている玄関に椅子を置くと、さらに玄関スペースが窮屈になってしまいますよね。
玄関椅子を収納しちゃうと、要介護者が使用したい時にサッと出せないし…。
「玄関に椅子を置くスペースがない」「玄関をスッキリさせたい」と考えている方!
折りたたみの玄関椅子の設置リフォームが最適です。
使う時だけ壁から倒し、座って靴を履くことができます。
狭いスペースをうまく利用できるから、玄関がスッキリするわ!
壁に取り付けるので、設置には業者のリフォーム工事が必要になります。
費用は4~5万円を目安にしましょう。
材料があれば、DIYで取り付けるよ。
う~ん、それはやめてほしいわ…。
折りたたみ椅子のDIYはオススメしません。
利用者の体重が椅子の座面に掛かり、はずみで壊れて怪我をする危険性があります。
危険を回避するために取り付けた椅子で、ケガをしてはいけませんよね。
玄関椅子と一緒に介護リフォーム!”手すり・段差・床材”がオススメ
玄関に椅子を設置するなら、一緒にリフォームしたほうがいいオススメ箇所があるわ。
玄関のオススメリフォーム箇所はこの3つです。
- 手すり
- 段差
- 床材
3つのリフォーム箇所は魅力的だけど、予算がオーバーしそうだわ。
それだったら、介護保険を利用してみてはどうかしら?
介護保険を利用すれば、リフォーム費用に対し補助金の支援が出ます。
ぜひこの記事で介護保険について確認してみましょう!
手すりリフォームで要介護者は安全に椅子へ座れる
手すりを設置すれば、要介護者にとってより安全な玄関になるわ。
玄関椅子の手元に手すりがあれば、要介護者が座る時の負担が少なくなります。
オススメは、横手すりより縦手すりです。
縦手すりの方が、掴んだまま椅子に座ったり、立ち上がったりするのが楽にできて便利ですよ。
手すりリフォームの注意点や費用について詳しく書かれていますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
手すりは椅子の手元以外にも、玄関の段差など転倒しやすい場所にも取り付けるのがオススメね。
段差をリフォーム!フラットな玄関なら安心して外出できる
椅子に座るまでの玄関の段差って転倒しやすくて危険だし、昇り降りが大変よね。
玄関に椅子や手すりを取り付けても、段差があると要介護者にとっては大変です。
そんな玄関床の段差はリフォームしてなくすことができますよ。
段差のないフラットな状態になれば、安全で楽に外出することができます。
玄関床の段差をなくすリフォーム方法や費用などが詳しく書かれていますので、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
玄関の段差が無くなれば、家の外へスムーズに逃げていくカツオ君を、サザエさんが追いつめるのは難しくなるなぁ。
パパ、サザエさんより要介護者に目を向けましょうよ。
椅子が不安定で使いにくい!玄関の土間リフォームで解決
椅子の他に手すりも付けて、段差を無くせば安全性は完璧だね。
そうね…。
でももっと欲をいえば、土間をリフォームしてより安全にしたいわね。
玄関の土間がタイルなどでデコボコしていると、玄関に椅子を設置した時に不安定になり使いにくくなります。
また、滑りやすい素材の土間であれば、要介護者が靴を履いたあと転倒してしまう可能性があります。
それらの問題点を解決するために、玄関土間を見直してみませんか?
玄関土間の機能的でデザインの良い床素材やリフォーム費用が分かりますので、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
介護リフォームで玄関椅子を設置!皆健康に笑顔で過ごせる
介護リフォームって椅子以外にもリフォームしたり、介護保険の申請出したりで大変ね。
要介護者の健康や周りの人のためにも、介護リフォームはぜひオススメするわ!
要介護者が靴を一人で履けなかったり、段差が大きかったりすると家族の手助けが必要になります。
しかし要介護者は手助けに気を使って、お出かけをやめてしまう傾向が多くあります。
そういえば母が最近、外に出かけなくなったのは介護される事に気を使っているのが原因かしら。
玄関の介護リフォームをすれば気兼ねなく一人で玄関を出入りできるようになり、介護される側もする側もストレスを減らすことに繋がります。
また、介護者は心身ともに負担が多くありますよね。
玄関の出入りの介護は特に大変だ…。
玄関の出入り介助だと要介護者が出るタイミングで付添い、帰ってきた時にまた対応しなければなりません。
介護リフォームで玄関に椅子を取付け、段差をなくし、土間を綺麗にすることでその負担がだいぶ軽くなるはずですよ。
要介護者の気使いや介護者の負担を減らし、少しでも皆が健康になるのが介護リフォームです!
介護リフォームで皆元気に笑顔で過ごそう!
まとめ
今回は玄関に椅子を設置する介護リフォームについてお話しました。
- 玄関に椅子を設置すると、要介護者の転倒防止になる。
- 置くだけの配置型椅子は安くて楽に設置できる。
- 収納型椅子は狭い玄関スペースでも使いやすい。
- 椅子と一緒にリフォームしたほうがいいオススメ箇所は、手すり・段差・床材。
介護保険を利用したら、リフォーム費用が安くなるんだったね。
- 介護リフォームをすることで要介護者は気を使わずお出かけでき、介護者の負担も減る。
転倒事故を少なくし、みんなが笑顔で健康に過ごすためにも玄関椅子の介護リフォームを検討してみませんか?
アイキャッチ画像引用元:SCRIO