みなさん、こんにちは。
この記事を読んでいるあなたは、こんな悩みをお持ちじゃないですか?
趣味のピアノを家でもしたいんだけど、防音リフォームってどれくらいの費用がかかるのかな?
この記事を読むことで、次のことがわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
リフォームの見積もりを複数社に依頼するのは大変!?リフォームを検討していて、いざ見積もりを…と思っても、ついちゅうちょしてしまうことありますよね。
リフォーム会社の選定に、リフォーム見積もり依頼…いざリフォームをしようにも、実際リフォームに辿り着くまでの過程がたくさんあって嫌になってしまいますよね。
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こちらの記事では、見積書の見方や、危険な例に関して詳しく説明していますよ。
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お家の周りの環境や生活スタイル、趣味などの理由から、防音リフォームに興味を持つ方は多いと思います。
先日、パパの同僚も防音リフォームを考えているという話を聞きました。
もともと築年数が経っていて、今後のためのバリアフリーリフォームも考えていたそうです。
そして最近、リフォームするならついでに防音室を作りたいと言い出したんです。
なんでもギターが趣味で、思いっきり弾いたり弾き語りをしたいんだとか。
だけどどれくらいお金がかかるかわからなくて、迷っているみたいなんだ。
福子さんの出番ですね!
そこで今回は、防音リフォームにかかる費用のおおよその見積もり価格をご紹介します!
バリアフリーリフォームに興味がある方は、こちらの記事で補助金についてご紹介しています。
防音リフォームの場所と目的
防音リフォームの場所は5か所
防音リフォームって、具体的にどこを変えるんだろう?
防音リフォームで変える場所は5か所あります。
防音リフォームでは、次の場所の中で必要な部分を変更します。
- 壁
- 窓・換気扇
- ドア
- 床
- 天井
1つの部屋を防音室にしたいなら、5つの場所すべてに防音処置をします。
この他に楽器を演奏するお家へ向けた、防音室ユニットを設置するというものもあります。
防音リフォームの場所は目的から選ぼう
防音リフォームを考えていなかったんだけど、必要なのかな?
みんなどんな目的でやってるの?
今回は戸建ての場合を考えてみましょう。
防音リフォームをしたい目的は、以下のようなものが多いと思います。
- 家のすぐ近くに道路があって騒音が気になる
- ペットの鳴き声が外に漏れると迷惑をかける
- 二世帯住宅で2階の足音を小さくしたい
- ピアノが趣味で家で演奏したい
必ずしも防音リフォームが必要な訳ではありませんが、ストレスの原因を解消できそうなら、余裕があれば検討してみてもいいと思います。
目的別で必要なリフォームを考えると、以下のようになります。
理由 | リフォーム |
家のすぐ外が道路で騒音が気になる | 窓・換気扇+床 |
ペットがいて音を外に漏らすと迷惑をかける | 窓・換気扇+壁 |
二世帯住宅で2階の足音を小さくしたい | 床 |
ピアノが趣味で家で演奏したい | 壁+窓+ドア+床+天井 もしくは防音室ユニット |
他にもたくさん理由はあると思いますが、自分がしたいリフォームはどれに近いか当てはめながら考えてみてくださいね。
防音リフォーム費用は場所別に考えよう
壁の防音リフォームは6帖で20~30万円
壁の防音リフォームは、6帖の部屋4方向すべての壁をリフォームした場合、およそ20~30万円かかります。
壁の防音リフォームでは、吸音材と遮音シートを壁の中に入れます。
吸音材と遮音シートを入れる作業で1万円/㎡、壁紙(クロス)の張り直しが500~1,200円/㎡ほどかかります。
窓・換気扇の防音リフォームは1か所10万円以下
窓は1か所3~10万円
窓の防音リフォームは、窓1か所でおよそ3~10万かかります。
窓の防音リフォームは、窓を取り換える方法と、内窓を設置する方法があります。
窓を取り換える
既存の窓を防音ガラスの窓に取り換える方法です。
防音ガラスは合わせガラスとペアガラス(複層ガラス)の2種類があります。
- 合わせガラス
2枚のガラスの間に防音性のある特殊フィルムを挟んでいます。
多くの場合はサッシを変えなくても取り付けることができます。
1か所でおよそ3~5万円かかります。 - ペアガラス
断熱や結露防止にも効果がありますが、サッシの交換が必要な場合があります。
1か所でおよそ4~7万円かかります。
内窓を設置する
既存の窓をそのままにして、新しい防音窓を取り付けます。
設置にはおよそ7~10万円かかります。
窓の大きさによっても値段が変わるよ!
多めに見積もっておくと安心だね。
換気扇は1か所2~5万円
換気扇の防音リフォームは、1か所でおよそ2~5万円かかります。
換気扇の防音リフォームは、換気口のフード交換と吸音パイプの設置を行います。
換気口のフードを交換
換気口にはベントキャップという雨や虫を避けるフードが付いています。
このベントキャップを吸音性能のあるものに交換します。
室内用と室外用がありますが、ほとんどの場合は室外用だけの交換で大丈夫です。
費用はおよそ1.5万円~です。
吸音材
ダクトの中にウレタンなどでできた防音パイプという吸音材を入れることがあります。
これによってさらに防音効果がアップします。価格はおよそ2,000円です。
ドアの防音リフォームは1か所20~35万円
防音ドアのリフォームは、1か所でおよそ20~35万円かかります。
防音ドアは、できるだけ隙間を埋めるためにゴムパッキンを使用しています。
防音ドアの価格は幅広いですが、性能にも差があります。
楽器を演奏するような大きな音を防ぎたい場合は、価格帯が上の性能がいいドアを選びましょう。
防音性能がいいドアを選ぶポイントは以下の3点です。
- ドアが厚い
スチール製防音ドアが好ましいです。 - 開き戸
引き戸はどうしても隙間ができるので、音が漏れやすくなります。 - ドアハンドルの形状
開閉ハンドルのタイプはグレモンハンドルがいいとされてきましたが、最近ではレバーハンドルという通常のハンドルと変わらない見た目で防音性能がいい製品が作られています。
床の防音リフォーム
床の防音リフォームは、6帖でおよそ12~25万円かかります。
床の防音リフォームには4つの方法があります。価格は一般的に平米単価で表します。
- 防音性能のある床材
床を防音性能のある床材に張り替える方法です。
遮音マット付きのフローリングもあり、こちらは少し値が張ります。
1.2~1.5万円/㎡(6帖15~20万円)ほどかかります。 - 遮音マット
床材の下に遮音マットを敷く方法です。
1~1.1万円/㎡(6帖12~15万円)ほどかかります。 - 吸音性の素材
床材の下に吸音性のあるファイバーグラスを敷く方法です。
1.5~1.6万円/㎡(6帖20万円以下)ほどかかります。 - 二重床工法の費用
既存の床の上に緩衝材を置いて、さらに床を張る方法です。
1.5~1.8万円/㎡(6帖25万円以下)ほどかかります。
天井の防音リフォーム
一般的な天井の防音リフォームは6帖でおよそ5~15万円です。
木造など、元々防音性能が低い場合はさらにかかる場合があります。
家によって違いが大きいため、見積もりをしない内は判断できないのでご注意ください。
天井リフォームは特に、あくまで一例として受け止めてくださいね。
天井の防音リフォームには2つの方法があります。価格は一般的に平米単価で表します。
- コーキング処理
天井の隙間を充填剤で埋める方法です。
1,500~2,000円/㎡(6帖2~3万円)ほどかかります。 - 二重天井
既存の天井にスラブという支えを設置して、その上にさらに天井を作る方法です。
0.8~1.2万円/㎡(6帖10~15万円)ほどかかります。
1階と2階の間で二重床と二重天井を併用すると防音効果がさらに高くなります。
防音室ユニットは60万円から
部屋全体を防音室にせず、防音室ユニットを部屋に設置する方法もあります。
クラリネットなど小さい楽器用なら0.8帖で60万円から、グランドピアノが入るサイズは3帖で110万円からあります。
基本的には部屋の中に置くだけですが、お家によっては重さに耐えるための床下補強が必要な場合もあります。
防音室ユニットの設置を検討するときは、家を建ててもらった業者に相談しましょう。
こちらの記事では、リフォームの見積もりの注意点を詳しく説明しています。
実際に見積もりする際は、ぜひ参考にしてくださいね。
リフォームの見積もりにかかる期間については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
まとめ
ポイントをまとめます!
- 防音リフォームは壁、窓・換気扇、ドア、床、天井から目的によって選ぶ
- 壁の防音リフォームは6帖で20~30万円
- 窓の防音リフォームは1か所で3~10万円
- 換気扇の防音リフォームは1か所で2~5万円
- ドアの防音リフォームは1か所で20~35万円
- 床の防音リフォームは6帖で12~25万円
- 天井の防音リフォームは6帖で5~15万円※家による
- 防音室ユニットの設置は業者に相談してから
家に仕事部屋を作りたい方も増えている昨今、防音リフォームの需要は高まると思います。
今回ご紹介した内容をぜひ参考にして、快適な生活を送ってくださいね。
同僚にアドバイスしちゃうぞ!
喜んでくれるといいわね。
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