みなさん、こんにちは。
この記事を読んでいるあなたは、こんな悩みをお持ちじゃないですか？
壁掛けテレビにリフォームしたいけど、どれくらい費用がかかるんだろう？
壁掛けリフォームの方法がよくわからないわ。
うちにも付けられるのかなあ。
この記事を読むことで、次のことがわかります。
壁掛けテレビにリフォームするときの費用がわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、元ハウスキーパー歴５年の経験を生かして、住まいや生活全般に関する便利な情報をお届けします。
先日パパが仕事から帰ってくると、こんな話題が出てきました。
壁掛けテレビっていいよね。
うちもリフォームしてみない？
あら、いいじゃない。
でも壁掛けテレビのリフォームってどうやるか知ってる？
言われてみれば…
うちでできるか分からないし、費用も検討が付かないなあ。
じゃあ一緒に勉強しましょうか！
たぶん、最近新築を手に入れた同僚と話をしたのでしょう。
突然の話でびっくりしましたが、壁掛けテレビには私も興味がありました。
壁掛けテレビがあるとお部屋がスッキリしてオシャレに見えるので、ちょっと憧れていたんです！
最近は薄型のテレビが多くなりましたし、かっこよく壁に取り付けたいと考える方も多くなりました。
でも壁掛けテレビのリフォームをするとなると、自分の家でもできるのかな？と疑問を持ってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、壁掛けテレビにリフォームするときのポイントや費用を解説します！
壁掛けテレビはスッキリするが動かせない
壁掛けテレビにすると良いことがいっぱいあるよね。
メリットもあればデメリットもあります。
リフォームを考えるなら、デメリットを知って上手に付き合いましょう。
メリットは省スペースで掃除しやすく倒れにくい
省スペース
壁にぴったり設置するので、直置きしていた分の空間が広くなります。
チューナー、録画機、ゲーム機などを置かない場合は、テレビ台も撤去できるのでさらに省スペースになります。
掃除しやすい
床やテレビ台の掃除がしやすいのも利点です。
テレビ台を撤去できるなら、ホコリ自体も溜まりにくくなります。
倒れにくい
固定されているので、子どもやペットがぶつかって倒れる心配がありません。
地震などの災害の対策にもなりますよ！
デメリットは動かせず変える時には制限あり
動かせない
一度固定すると動かせません。
そのため最初の位置取りがとても重要です。
配線計画もしっかりしていないと、後から苦労することになるのでご注意くださいね。
テレビの大きさを変えられない
テレビを小さいものから大きいものに変えたい時は、支持具が耐えられる範囲の中でしか変えられません。
変える前につけている支持具で耐えられない場合は、大きな工事が必要です。
生活に合わせた壁掛けテレビを慎重に選ぼう
先ほどご紹介したように、壁掛けテレビは取り付けてしまうと変えるのが大変なので、慎重に選びましょう。
サイズと解像度はテレビからの距離で決まる
テレビのサイズはもちろんテレビを設置するスペースと予算で決まります。
でもテレビって同じサイズでも種類がたくさんありますよね。
どれを選んだらいいかわからない、というときは、テレビを見る時にテレビからどれくらい離れるかを考慮することをオススメします。
テレビの荒さが目立たずキレイに見えるテレビからの最短距離を視聴距離といい、フルHDと4Kで違います。
フルHDと4Kは解像度のことで、4Kの方が精密に映し出されるので視聴距離は短くなります。
以下が視聴距離です。ぜひ参考にしてくださいね。
- フルHD…画面の高さ×3
- 4K…画面の高さ×1.5
キレイに見える最短距離といっても、テレビからはできるだけ離れて見た方が目に優しいことはお忘れなく。
パネルの種類は2種類!価格を取るか画質を取るか
パネルの種類には液晶と有機ELがあります。
液晶パネル
液晶パネルはバックライトという設備が付いていて、価格は安いものの少し厚さのあるテレビです。
液晶パネルには下記の2種類があるので、テレビの見方によって選びましょう。
- IPSパネル…斜めから見ても画質が変わらず、大人数で見れる
- VAパネル…正面から見た時にとてもキレイで、斜めから見ると色味が薄くなる
有機ELパネル
有機ELパネルは薄型で軽いですが高価です。
画質はどこから見てもキレイで、現在は大型のテレビに使われることが多くなっています。
最後は自分に必要な機能は何かを考えよう
テレビを使って何をするかを整理しましょう。
することがわかれば、必要な機能や配線がわかってきます。
チューナー内蔵か外付けか、無線LAN接続ができるか、など自分なりにチェックする項目を書き出してみると選びやすくなりますよ。
計画を立てて壁掛けテレビを配置しよう
リフォームの計画を立てるために、どういう工事をするのかイメージできるくらいには知っておきたいな。
それじゃあ一般的な壁2パターンの工事方法をご紹介します。
計画を立てるポイントも教えちゃうよ！
工事方法はコンクリート壁と石膏ボードで違う
工事方法は壁の種類によって違います。
コンクリート
コンクリートの壁の場合は、取り付けたい場所に穴をあけてネジを打ちます。
石膏ボードよりも比較的自由に場所を選べますが、鉄筋の位置は避ける必要があるんです。
鉄筋を探すにも専用のセンサーを使うんだよね。
石膏ボード
石膏ボードの壁の場合は、基本的に壁の裏にある柱を探してネジを打ちます。
柱を探すには専用のセンサーを使っているんですよ。
もし取り付けたい場所に柱がない場合は、壁を補強するという選択肢もあるみたいだよ！
壁の上から補強板を付けるか、壁に穴をあけて補強板を壁の裏に付ける方法があります。
テレビの配置計画は使う状況を想像しよう
テレビの位置
テレビの位置は大まかには取り付けられるスペースによって決まります。
その次のポイントは、テレビを見る姿勢です。
座って見る場合
テレビの高さは、テレビの中央が目線より下になるように配置しましょう。
テレビが高い所にあると、長い時間首を上げた状態になるので疲れてしまい、姿勢も悪くなります。
もしテレビを見る人数が多い場合は、小さい子に合わせることをオススメします。
寝転んで見る場合
寝転んで見る場合は、やや高い所に設置してテレビの角度を下向きにしましょう。
こちらも考え方は同様で、低い所にあると首を曲げた状態で保つことになり疲れてしまうからです。
上下方向に動く壁掛けテレビなら、場合によって角度を変えられるので便利ですね。
配線計画
必要な配線はテレビを選ぶときに整理しておいてくださいね。
それから配線の見え方についても考えましょう。
壁の裏に隠してしまう方法、カバーをかけるモール処理がありますが、コンセント位置を移動することで配線を隠さなくてもいい場合もあります。
配線が少なかったり、元々使っていたテレビ台などを置いたりして、ある程度配線が隠れる場合は、配線を隠す工事をしない方もいますよ。
周辺機器の置き方
周辺機器をどう置くかを考えましょう。
元々使っていたテレビ台をそのまま使う方も多いです。
大きな機器を置かない場合は、小さい棚を壁に設置するリフォームを合わせて行う方もいます。
テレビ台の上が丸々空くから有効活用できそうだよね。
もちろんそのまま空けておいてもスッキリするし。
DVDやゲームソフトをきれいに並べたり、写真を飾ったりしてもいいかも！
リフォームの費用は取付け+オプション
それでは大本命、壁掛けテレビのリフォームにかかる費用をざっくりご紹介します。
壁掛けテレビ取付け費用はサイズと壁の状態による
壁掛けテレビのリフォーム費用は、基本的にテレビのサイズと壁の種類によって決まります。
業者によって多少違いはありますが、以下が目安です。
| サイズ | コンクリート壁 | 補強が必要な壁 (石膏ボードなど) |
| ～32インチ | 3.3～4.5万円 | 4.6～7万円 |
| 33～40インチ | 3.8～5万円 | 5.2～7.5万円 |
| 41～47インチ | 4.3～5.8万円 | 5.7～8万円 |
| 48～65インチ | 4.8～6.5万円 | 6.2～8.5万円 |
| 66～75インチ | 6.9～8万円 | 8～9.5万円 |
| 76～100インチ | 7.5～8.5万円 | 9～105万円 |
壁掛けテレビは取付方法でも価格が変わるんです。
傾向は以下のようになっていて、右に行くほど価格は高くなります。
角度固定 ＜ 上下に動かせる ＜ 上下左右に動かせる
お部屋の角に設置する場合も少し高めの金額になります。
コンクリート壁は頑丈なので固定に苦労することは少なく、料金も低めに設定されています。
補強が必要な壁の場合は、テレビのサイズに注意してください。
大きいテレビの場合は補強だけでは支えられないことがあり、その場合は壁材の取替えなどの大きなリフォームが必要です。
テレビ周辺のオプション工事も考慮しよう
テレビを付ける以外にも、環境を整える工事が必要なこともあります。
オプションとして料金が決まっていますが、価格は業者によって設定が違うため、あくまで参考としてご覧ください。
| オプション工事 | 価格(1m当たり) |
| 配線隠蔽(壁裏配線) | 1,000円～ |
| モール処理(配線カバー) | 1,000円～ |
| 電源増設 | 5,000円～ |
| 各種ケーブル | 1,000～2,000円 |
コンクリート壁の場合は壁裏配線ができない場合や、電源増設の価格が高価な場合もあります。
他のリフォームと一緒に行う場合は価格は違ってくるよ！
リフォームの見積もりをする場合は、こちらの記事で注意点をご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
壁掛けテレビリフォームのポイントをまとめました。
- メリットは省スペースで掃除しやすく倒れない
- デメリットはなかなか動かしたり変更できない
- 壁掛けテレビは生活に合わせて慎重に選ぶ
- 工事方法は壁の種類によって決まる
- 工事計画のポイントは姿勢と配線と周辺機器の置き方
- 壁掛けテレビリフォームの費用は取付け+オプション
壁掛けテレビは、普通にテレビを買うよりもしっかり計画を立てることが大切なんだね。
憧れる気持ちはあるけど、慌てずじっくり選びましょう。