みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたは、こんな悩みをお持ちじゃないですか?
今住んでいる家が最近狭く感じてるから思いきって古民家を購入して、台所も広くておしゃれな家にできたらって思うんだけど。
せっかく古民家をリフォームするなら、台所も古民家らしさを生かしたいって思ってるんだけど、どのぐらいかかるのかしら?
この記事を読むことで、次のことがわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
ほどよく自然もあって、子供たちものびのび暮らせてゆったり過ごせる場所へ住み替えって素敵な計画ですよね。
家族でのびのび暮らせて、おしゃれな台所ってわたしも憧れます。
日本の伝統建築である独特の趣がある古民家は耐久性もあって、森林セラピーによって自律神経のバランスを整えてくれるんですよ。
耐久性が落ちるまでにヒノキは1200年、ケヤキでは800年ほどかかるといわれているため、耐久性にはほぼ問題がありません。
家に住んでいるだけで癒し効果があるのは、嬉しいですね。
古民家にあった台所にするには、何が必要でいくらかかるのか調べてみましょう。
古民家の台所をリフォームする際のポイントは調和
心地よい木の香りと、独特の風情がなんともいえず魅力的な古民家。
そんな古民家らしさを生かして台所と調和させることがリフォームのポイントです。
参考になるのはおしゃれな古民家カフェで、タイル壁や家電を白にして統一感を出しているお店も多いですよね。ほかにシックな色の家電も古民家の台所と相性が良くおすすめです。
古民家って天井の位置が高いから照明の明るさが足りるか
心配なのよね。
それなら、古民家カフェが参考になるかも。
写真のようにスポットライトを設置してもおしゃれです。
古民家をリフォーム!古民家だからこそ注意したい点は3つ
注意点1は耐震性が低い場合がある
古民家は「旧耐震基準」で建てられた家がほとんどのため、耐震性が低く耐震補強が必要です。
耐震リフォームをした場合の費用は25〜150万円。
注意点2は断熱性が低いこと
古民家は天井が高く断熱材も入っていないことが多いため、冬は特に寒いので注意が必要です。
断熱リフォームをした場合の費用は、1㎡あたり4000円〜3万円です。
注意点3は予算オーバーになりやすい
予想していたよりもリフォーム費用がかかってしまうのが、古民家リフォーム。
例えば、シロアリがいたり、思った以上に建物に劣化が見つかったりなど。
どこからどこまでをリフォームするかなど優先順位をつけて計画や予算を立てることも大切です。
古民家のリフォーム費用を抑えるには、こちらの記事が参考になります。
古民家の台所をリフォームする費用の相場は65万円から
システムキッチンのリフォーム費用は35万円から
引用:住友林業のリフォーム
台所をリフォームする際に気をつけなくてはいけないことは2つあります。
- 台所に給湯器が付いていない場合は、新たに設置しなくてはいけない。
- 既存の台所の位置自体を移動させる場合は別に配管工事費用がかかる。
それに伴って、内装工事費用が4〜10万円ほど余計にかかる場合もあるので注意が必要です。
- 解体工事:3〜5万円
- システムキッチンの取り付け工事:5〜8万円
- 配管工事:3万円
- 電気工事:1万5000〜3万円。
- 諸経費:工事費用の9〜15%
例えば、古民家と相性の良い住友林業でリフォームした場合、追加費用無しで選べる台所は、クリナップ・トクラス・リクシル・永大産業の4種類でどれも値段は40万円ほど。
ほかに、ウッドワンは60万円から、カインズリフォームに依頼した場合は35万円からになります。
システムキッチンに上記の工事費用などを含めると
スタンダードグレード:65〜90万円
ミドルグレード:85〜100万円
ハイグレードの:105〜130万円ほどになるのね。
窓のリフォーム費用は1カ所10万円から
台所の断熱性を上げるためには2重サッシに窓を変更するのがおすすめです。
費用は、窓1カ所につき10〜30万円前後。
8万円からできる窓のリフォーム「カバー工法」は、こちらの記事が参考になります。
壁のリフォーム費用は素材によって費用が変動する
壁のリフォームは素材により費用が変わります。
6畳分のリフォームなら壁紙・珪藻土それぞれ8万〜12万円前後、壁の断熱工事には80〜300万円前後が相場です。
また、壁に空いた穴の補修は3〜5万円ほどの費用がかかります。
床のリフォーム費用は6畳11万円から
古民家を歩くと床が沈み込むことがあるかと思います。
床が劣化している場合は張り替えが必要になるので、6畳分で11万円〜14万円ほど。
木材が腐っていた場合の補修費用を含めると20万円〜27万円ほどの費用がかかります。
DIYに自信がある方はこんな方法もあります
メーカーで100万円のシステムキッチンを購入した場合の組み立て費用は約15万円程度です。
これはメーカー専門の業者が組み立てるためです。
組み立て費用は購入価格の約15%の費用がかかっています。
DIYの台所なら自分で組み立てるので、この部分を節約することができます。
価格は、I型255cmタイプのキッチンで23万円代から。(ビルトイン機器・配送料が別に必要です。)
DIYなら自分で組み立てる分、ほかのオプションに使うこともできるなんて、お得だわ!
古民家の台所をDIYでリフォームする際の注意点
台所のリフォームをDIYで行う際に注意しておきたいのは、途中で断念してプロにお願いすることもあるということです。
古民家の床を剥がしてみると、下地が傷んでいてDIYでは修繕できないこともあります。
また、水回りのDIYには資格が必要な工事範囲もあります。
水回りのリフォームに資格が必要な工事については、こちらの記事が参考になります。
まとめ
古民家の台所をリフォームする際の注意と費用についてまとめました。
- 古民家の雰囲気を上手に残すには古民家カフェを参考にするとよい。
- 耐震性・断熱性などの理由から思っていたより費用がかかってしまうことがある。
- 古民家の台所をリフォーム費用は65万円から。
- システムキッチンや窓、壁、床などはまた別途で費用かかかる。
- DIYは途中で断念してまうとかえって費用がかかってしまうので慎重に検討しましょう。
薄暗くて寒い中でふるえながら料理しないといけないと思うと台所に立つこと自体がストレスになっちゃいますよね。
台所はお鍋を出したり、冷蔵庫へ移動したりすることも多い場所。
木材が腐っていて床が沈み込むのも気になります。
いろんな方法があるので、優先順位を決めて組み合わせてリフォームすることで理想に合った台所をつくることができます。
台所との調和・優先順位を決めておくことで
古民家カフェみたいでおしゃれな台所ができるのね。