みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたはこんな悩みをお持ちじゃないですか?
トイレのリフォームを考えてるけど、補助金の対象になるかがわからない。
補助金や助成金の申請方法が知りたい。
この記事を読むことで、次のことがわかります。
補助金・助成金の申請方法がわかります。
申請の際の注意点がわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
水回りのトラブルを放置したら「とんでもない」ことに!?家もマンションも消耗品。長年住んでいれば水回りのトラブルも出てきますよね。
そのまま放置していると、とんでもないことになるって知っていますか?◆マンションで水漏れ!下の階まで被害が広がっていた!
実際にこのような事例は多くあります。
保険適用の事案なら良いですが、自分の不注意の場合は、数百万円の賠償金を支払うことにもなりかねません。水回りと言われるキッチン・トイレ・お風呂などにはそれぞれ寿命があり、ある時期が来たら交換する必要があります。
トラブルになる前に、リフォームを検討したほうが良いでしょう。
こちらの記事では、リフォーム見積もりの確認方法と危険な例を解説しています。自宅近くの優良業者を紹介してくれるのが、こちらの「タウンライフリフォーム」。無料で複数社から見積もりをもらえますよ。
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みなさんは、どのようなタイミングでトイレのリフォームを考えますか?
こないだ実家の両親とバリアフリーの事を話してたの。ついでに節水型にして、壁も床もキレイにしたいねって。高齢だしね。
うちは、同居してる父が今入院していて、退院後は家で介護をする予定になってるから、リフォームの事調べなきゃと思ってた所。
このような目的でトイレのリフォームを考えている方は多いと思います。
トイレのリフォーム費用は、簡単なものだと数万円位から、フルリフォームとなると50万円近くするものまで様々です。
少しでも負担を軽減出来たら嬉しいんだけど…
トイレのリフォームに使える補助金・助成金があるのをご存じですか?
知ってはいるけど、難しい専門用語みたいな言葉ばかりで、調べてると眠くなってきちゃうのよね。
自治体のホームページで調べると、漢字ばかりでなんだか面倒に感じてきちゃいます。
ですが、リフォームの内容によっては何十万円と補助金を受けられるので、利用できる物は利用したいですよね。
補助金・助成金の複雑な内容で、本当は利用したいけど難しくて諦めてしまいそうな方の為に、わかりやすくお話していきます。
まずは、リフォームの目的別に、どのような補助金・助成金が使えるのか最新の情報を見ていきましょう。
トイレリフォームの目的によって使える補助金が違う
介護のためのバリアフリー化なら介護保険
トイレに行くのに介助がいる場合、ウォシュレットに交換したり手すりを付けるなど、介助をスムーズにするリフォームが必要です。
車いすを使うなら、トイレ自体のスペースを広くしたり、移動がスムーズにできるように床材も変える必要も出てきます。
このように、介護をしやすい環境にするため、トイレをバリアフリー化したいという目的のリフォームには、介護保険が使えます。
その他にも、工事の内容によって自治体の補助金・助成金やリフォーム減税制度を利用できる場合があります。
トイレを新しく省エネタイプにしたいなら自治体の補助金
今使っているトイレを、新しく節水タイプにしたいという目的のリフォームなら、自治体の補助金・助成金が使える場合があります。
ついでに壁や床を新しくしたり、バリアフリーにしたい場合は使えるのかな?
自治体の補助金制度には、省エネ化の他にもバリアフリー化のリフォームにも使えるものがある場合があります。
私の場合は、介護保険が使えそうね。
どんなリフォームが対象になるのかしら?
それでは、次に介護保険の助成金の詳しい内容と、申請の流れをお話していきますね。
介護保険の”住宅改修費制度”で助成金を受け取る
- 親が病気になり、退院後は自宅で介護をする予定
- 親が住み慣れた家で介護をしてあげたい
などの理由で、自宅での介護を考えている方は多いと思います。
私の父も病気で入院した時は、退院後は介護がしばらく必要な状態で、トイレに行くにも介助が必要でした。
父の意思と費用の面から自宅での介護を選び、週2回の介護サービスを利用しつつ、家族で交代しながら介護をしていました。
トイレに行くにも介助が必要な状態だと、今までのトイレ環境だと難しい面が出てくるよね。
ベッドのある部屋にポータブルトイレを置く方法もありますが、トイレまで歩くこと自体がリハビリにもなるので、思い切ってリフォームすることにしました。
トイレまでの廊下の手すりは、介護保険の福祉用具貸与サービスを利用して、トイレはリフォームで丸ごとバリアフリー化しました。
そのおかげで、トイレの介助がとてもスムーズにでき、途中からは父1人でトイレに行けるようになり、私たちも負担が減りました。
介護される側と介護をする側の両方にとって、住みやすい環境にすることはとても重要なことです。その際の費用面での負担を減らしてくれるのが、介護保険の住宅改修費制度です。
住宅改修費制度を利用するには、次の条件を満たす必要があります。
住宅改修費制度を利用するには3つの条件がある
住宅改修費制度を利用するには、次の3つの条件すべてを満たす必要があります。
・福祉施設に入所しておらず、病院にも入院していないこと。
・健康保険証の住所とリフォームする住宅の住所が同じであること。
入院している間は工事ができないのね。
そうなんです。なので退院後に合わせて工事を行いたい事を役所の方へ相談しておきましょう。
バリアフリー化に必要なリフォームは全て対象になる
トイレをバリアフリー化するには、様々な工事が必要になります。
住宅改修費制度は、バリアフリー化するためのリフォーム全てを助成金の対象にしています。
助成金対象のリフォーム内容
- 手すりの取り付け
- 敷居などの段差の解消
- 滑り止め防止や移動をスムーズにするための床材の変更
- 引き戸への扉の取り換え
- 洋式便器等への便器の取り換え
- トイレスペースを広くする
- 手洗いコーナーを作る
どのリフォーム内容でも対象になるのは安心だわ。
どの位補助が受けられるか気になるわね。
次に補助金がどれだけ受け取れるのかお話します。
住宅改修費は一生涯につき1回18万円まで受け取れる
住宅改修費は要介護度に関係なく、20万円までの工事に対して9割(18万円)が支給されます。
なので、工事費が20万円になるまでは、複数回にわけての利用もできます。
自己負担割合は収入によって決まり、1~3割になります。
受け取れる助成金は、自己負担割合が1割の人は18万円まで、2割の人は16万円まで、3割の人は14万円までとなります。
住宅改修費の申請から助成金を受け取るまでは8工程
住宅改修費制度を利用するには、区役所または支所への申請が必要です。
申請には、たくさんの必要書類もあります。
申請の流れと必要書類
申請の流れ
- 自治体から介護認定を受ける
- 改修工事をしたい事をケアマネージャーに相談する
- 工事を頼む会社と契約する
- 役所に一部申請書類を提出す
- 工事開始
- 施工会社に工事費を払う(全額)
- 役所に支給申請書類を提出す
- 助成金を受け取る
必要書類
- 工事前:住宅改修費支給申請書、住宅改修理由書、工事見積書、工事図面、改修前の状況が確認できる写真など
- 工事後:改修前後の状態のわかる図面や写真、領収書、工事費の内訳書、住宅の所有者の承諾書(所有者が異なる場合のみ)
なかなか大変そうね。
介護保険の助成金は条件も少なくハードルが低いので、きちんと申請をすれば受け取ることができます。面倒と思わず申請しましょうね。
各自治体の補助金制度を利用してリフォームする
各自治体によって、トイレのリフォームに使える補助金制度がある場合があります。
補助金の金額や条件などは、各自治体によって違ったり、そもそも補助金制度がない自治体もあります。
補助金制度がある所では、介護のためのバリアフリー化や省エネ化、子育て世代向けのリフォームが対象になっていることが多いです。
自治体の補助金は条件が厳しい内容が多い
補助金制度のある自治体では、利用するための条件が厳しい内容が多く、介護保険よりもハードルが高いです。
例えば、東京都世田谷区では、世田谷区環境配慮住宅リノベーション推進事業補助金という制度があるので紹介しますね。
節水トイレの設置と同時に、窓や壁などの断熱化工事などを行うと、上限20万円までで工事費の10%が補助金として受け取れます。
利用条件には、
- 住民登録があって、区民税を滞納していないこと
- 区の他の補助金を受けていないこと
- 建築基準法に適合している建物であること
- 耐震性の確認ができること
など、全部で9つの条件をすべて満たす必要があります。
住んでいる地域で補助金制度が利用できるかは運ね。
リフォームの補助金制度は国や自治体が推進していることなので、毎年様々な補助制度が始まったりします。チェックしておきましょう。
自治体の補助金の申請から受け取るまでは6工程
自治体の補助金・助成金の申請方法は、各自治体によって違います。
ここでは、自治体の申請の流れで多いパターンを紹介します。
- 施工業者に工事の見積もりを依頼する
- 役所に相談、交付申請書を提出する
- 補助金交付が決定
- 工事開始
- 役所に実績報告書を提出し補助金請求をする
- 補助金が交付される
リフォーム減税制度で”所得税”と”固定資産税”を減額
補助金や助成金とは違って直接的なお得感はないものの、本来支払うべきお金が減額されるので、実質的には補助金と同じような効果があります。
対象となるリフォーム工事の内容は次の4つです。
- 節水トイレなどの省エネルギー化のためのリフォーム
- 耐震性強化のためのリフォーム
- 将来の介護を見据えたバリアフリー化のためのリフォーム
- 3世代同居のために必要なリフォーム
工事内容や支払い方法によって最大62.5万円の所得控除
リフォーム減税は、所得税や固定資産税の減税を受けられ、減税額はリフォーム内容によって違います。
例えば、バリアフリー化、省エネ化を目的とした工事の場合、
- 工事費を一括払いなら、最大20~50万円の所得控除を受けられる
- ローン払いなら、5年間で最大62.5万円の所得控除を受けられる
さらに、省エネ化の工事を行った住宅の翌年分の固定資産税額(120㎡相当分までに限る)が、1年間3分の1減額されます。
所得税も固定資産税も減税してくれるなんて、結構ありがたい制度ですよね!
120㎡っていうと…37坪位かしら?
うちの場合は当てはまりそうだわ。
リフォーム減税制度を利用するには確定申告が必要
リフォーム減税制度を利用するには、工事翌年の3/15までに確定申告をする必要があります。
申請の流れ
- 希望のリフォームが減税対象かを確認する
- 施工業者へ工事を依頼する
- 工事開始
- 増改築工事証明書を取得する
- 翌年3/15までに確定申告をする
確定申告かぁ~確か税務署でやるのよね?
最近では、確定申告もネットでできるんですよ。うちの母でもできるので大丈夫!期間厳守なので、忘れずに行いましょう。
次に、補助金や助成金を利用する時に注意するべき点をお話しします。
補助金・助成金を利用する際の5つの注意点
申請のタイミングは工事前
うっかり申請を忘れていたりすると、補助金を受け取れない事があるので、計画的に行いましょう。
自治体によって業者を指定している場合がある
希望の施工会社がある場合は、補助金を利用できない場合があるので、事前に確認をしておきましょう。
補助金は自治体の予算額に達すると終了する
最初に見積もりを出してもらうだけでも工事によって1週間から1か月はかかります。リフォームは計画的に進める事が大切です。
リフォームの見積もりに関して、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
補助金と併用できるものとできないものがある
なんかややこしいわね。
リフォームに特化した業者なら、補助金などにも詳しい場合が多いですよ。
水回りのリフォームに特化した業者を選ぶ
介護の為のリフォーム施工実績が多い業者を選ぶことが大切です。
また、希望のリフォームに特化した業者であれば、材料費や人件費の無駄がないので、同じリフォームでも費用を抑えて工事ができる場合があります。
かといって、どこの業者が何に特化しているかなんて、1つ1つ調べるのも大変よね。
その場合は、リフォーム業者を比較して探せるこちらのサイトがおすすめです。
まとめ
トイレのリフォームに使える補助金・助成金の種類、申請の際の注意点についてお話ししました。
リフォームの目的別の利用できる補助金・助成金
- 介護が目的のリフォームには介護保険
- 省エネ化が目的のリフォームには地方自治体の補助金
リフォーム申請の際の注意点は5つ
- 申請のタイミングは工事前
- 自治体によって業者を指定している場合がある
- 補助金は自治体の予算に達すると終了する
- 補助金を併用できるものとできないものがある
- トイレ、水回りのリフォームに特化した業者を選ぶ
どれもが保険料や税金を財源としているので、条件や申請が細かいものが多いです。
ですが、リフォームによって補助金や減税を受けられれば、同じ金額でもグレードを上げられたりなどのメリットは大きいです。
お得に利用するためにも、施工業者とよく相談をしながらリフォームのスケジュールを立て、納得のいくリフォームをしましょう。
水回りのトラブルを放置したら「とんでもない」ことに!?家もマンションも消耗品。長年住んでいれば水回りのトラブルも出てきますよね。
そのまま放置していると、とんでもないことになるって知っていますか?◆マンションで水漏れ!下の階まで被害が広がっていた!
実際にこのような事例は多くあります。
保険適用の事案なら良いですが、自分の不注意の場合は、数百万円の賠償金を支払うことにもなりかねません。水回りと言われるキッチン・トイレ・お風呂などにはそれぞれ寿命があり、ある時期が来たら交換する必要があります。
トラブルになる前に、リフォームを検討したほうが良いでしょう。
こちらの記事では、リフォーム見積もりの確認方法と危険な例を解説しています。自宅近くの優良業者を紹介してくれるのが、こちらの「タウンライフリフォーム」。無料で複数社から見積もりをもらえますよ。
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