みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたはこんな悩みをお持ちじゃないですか?
うちのキッチン、古くなっていろんなところにサビが出てきてるのよね。
タイルの目地とかからサビてきて汚れてくるわよね。
でも水回りだししょうがないのかしら。
そのお悩み、サビにくいステンレスキッチンにリフォームすることで解決よ!
この記事を読むことで、次のことがわかります。
ステンレスキッチンにリフォームする際に価格を抑える方法がわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
みなさんのキッチンはどんな素材ですか?
ワークトップ(作業する天板部分)が人工大理石やメラミン、タイルといった素材でできているキッチンが多いと思います。
それぞれの素材に良さがあるのですが、長年使っているとどうしてもつなぎめからサビてきたり汚れやキズがついてきますよね。
うちは同じ場所にずっと物を置いていて、掃除のために久しぶりにどかしたらそこだけ変色していたわ。
高い所から物を取ろうとして落としてキズがついたり、調味料の液体がシミになってたり・・・使っていくうちにボロボロになっていくキッチン。
我が家のようにキズや汚れがついていたり、キレイに使ってきたつもりでもサビや劣化がでてくるので20~25年経ったキッチンはリフォームが必要です。
そのリフォームの際に素材をステンレスにすることで、汚れやキズに悩まされることなく長期間清潔に使うことができるようになります。
業務用キッチンのような、収納やキャビネットもステンレス製の”オールステンレスキッチン”ならつなぎめからのサビも防げるからオススメよ!
ワンランクアップ!オールステンレスキッチンにする3つのメリット
オールステンレスキッチンにすることで”サビ”や”キズ”に強く、”清潔”で”カッコイイ”印象のキッチンに生まれ変わります。
ステンレスはサビにくくて耐久性抜群
キッチンの水回りっていろんなところに水が飛ぶし、一日中ちょこちょこ使ってるから完全に乾く暇がないのよね。
そうそう!水気がある状態が続くとシンクとのつなぎ目とかにサビがでてくるのよね。
そこでもってこいなのがステンレスなの。
サビに強くて耐久性があるステンレスは水回りのキッチンで大活躍する素材よ。
サビは素材の表面にキズがついて、そのキズに水や酸素が触れることで発生します。
ステンレス素材には表面に「酸化膜」といううすい膜があります。
その膜のおかげでステンレス素材はキズを自分で直すことができるため、サビにくいのです。
この自己修復力で耐久性も高まり、半永久的に持続します。
耐熱性にも優れているから、直接熱い鍋を置いても跡が残らないのよ。
汚れや臭いもつきにくいから衛生的
ステンレス素材は汚れや臭いもつきにくいのよ。
汚れが染みこみにくく、拭き取るだけで落ちやすいのでお手入れも簡単です。
うちのキッチンに気づいたら変なところにシミができてる時があるんだけど、あれは料理中についた何かのシミだったんだわ・・・擦っても完全には落ちないのよね~
それがステンレスだと染みにくくて、拭き取るだけでキレイになるなんてすごい!
キッチンではいろいろな食材や調味料を使うので臭いが移ることがありますよね。
ステンレス素材なら臭いが移りにくいので、生鮮食品を料理に使っても臭くなりにくいです。
オールステンレスにすれば食器や調理器具をしまう収納やキャビネットもステンレスになるから、汚れにも強いし衛生的ね。
キッチンが主役になる!高級感があってかっこいいデザイン
部屋をスタイリッシュにしたい人は、オールステンレスキッチンの見た目のシンプルさがおしゃれだから人気なのよ。
キッチンが主役になるように間取りが組まれていたり、都会的で高級感のある部屋の雰囲気を壊したくない人からも支持されています。
シルバーや白を基調とした部屋にオールステンレスキッチンがドーンとあるのも、おしゃれでカッコイイわね!
オールステンレスキッチンの良さをキープするための3つの注意点
いくら耐久性や汚れに強いといってもステンレスは万能ではないわ。
この注意点に気を付けていれば、ステンレスキッチンの良さをキープできるわよ。
キズつき防止のために仕上げ加工は必須
あれ?メリットのところでキズを自己修復するって言ってなかったかしら?
そうね、たしかにステンレスは自己修復することができるわ。
でも万能でなんでも修復できるわけじゃないの。
キズつきにくい加工がされていないツルツルの表面で、日頃から目の粗いスポンジやたわしでゴシゴシ掃除していると修復できずにキズになってしまいます。
家庭科室の調理実習台や料理教室の調理台を思い出してみて。
あのツルツルの状態だとキズがつきやすいの。
キズだけでなく、重いものや固いものをぶつけると表面がへこんでしまいます。
ステンレスは一度へこむと簡単には直せないのよ。
ツルツルの表面だとキズつきやすいので、表面を仕上げ加工することで強度を上げることができます。
加工の種類も様々で、それぞれに特徴があります。
ヘアライン仕上げ
髪の毛のように細い線が連続柄になっていて、鏡のようにツルツルに見える加工です。
ツルツルに見えるくらい細かく線が入ってるのね。
この仕上げ加工は無駄のないスッキリした印象になるわよ。
バイブレーション仕上げ
パーマのようにランダムな円の模様が表面についている加工です。
別名”パーマネントヘアライン”ともいいます。
ヘアライン加工と比べると円の模様が入っている分キズが目立ちにくいわ。
光沢も控えめだから大人っぽいマットな感じに見える加工ね。
ただヘアライン加工よりも手間がかかるから、ちょっと割高になっちゃうの。
エンボス地仕上げ
表面にたくさんのドットで凹凸をつける加工です。
ザラザラした触り心地で光沢も控えめよ。
これもキズが目立ちにくい加工ね。
濡れた金属は厳禁!もらいサビに注意
ステンレスはサビにくいといっても、”もらいサビ”がついてしまうことはあります。
もらいサビっていうのは、別の金属のサビがステンレスについてしまうことよ。
濡れた空き缶をずっとそのままにしているなど、サビができやすい状況だともらいサビがつきやすくなるわ。
強い酸性やアルカリ性の薬剤がついたまま長い時間放置するのも、自己修復する酸化膜が浸食されてサビやすくなります。
濡れていたり、サビている金属を置いておかないことが大事ね。
薬剤がついたらすぐ拭き取りましょう。
そのままだとくすんじゃう!仕上げ加工で光沢感キープ
ステンレス特有のあの光沢感は時が経つにつれて薄れていってしまうの。
ステンレスはアンティークのように使っていくうちに味が出るわけではなく、使えば使うほどどんどん輝きを失います。
でも大丈夫!
表面に仕上げ加工をしていれば光沢感をできるだけ長く保てるわよ。
量産品はほとんどなし!オーダーメイドで理想のキッチンを作ろう
すでに出来上がったパッケージ商品として家庭用ステンレスキッチンはありますが、扱っているメーカーは限られて量産もあまりされていません。
ほとんどのメーカーがオーダーメイドで作るので、担当者が家に来て採寸したり細かい仕様を自分たちで決めていかなければなりません。
一見面倒なように感じますが、どこまでステンレス素材を使うかは好みや予算で変えられるので理想のキッチンリフォームができます。
ホームセンターに行っても見本が見れないから、キッチンメーカーのショールームに見に行くしかないのよ。
メーカーやブランドによってステンレスの質やデザインも違うので、いろんなショールームで見比べてみるのがオススメです。
キッチンリフォームはリフォーム会社経由で依頼もできますし、直接キッチンメーカーに依頼しても大丈夫です。
リフォームは業者によって金額が違ってくるので、しっかり相見積もりを取るようにしましょう。
見積書の詳しい見方や注意点についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
見積もりを取るにも時間がかかる場合があるのでこちらの記事を参考にしてみてください。
材料費が高いステンレスキッチンのリフォーム費用を抑えるコツ
オールステンレスキッチンは一般的なシステムキッチンよりリフォーム費用が高くなってしまいます。
ステンレスは素材を格安で手に入れることが難しいの。
キッチン全部がステンレス素材となると、費用が高くなるのも仕方ないわね。
オーダーメイドなので定価はありませんが、200万円程度かかると思っていた方がいいでしょう。
さらに細部や素材にこだわった場合は300万円以上かかることもあります。
でもね、部分的にステンレス素材にしたり他の素材を組み合わせると費用を抑えられるのよ。
業務用キッチンのような感じで、オープンスペースを多めにして引き出しや収納を減らす方法もあります。
Theシンプルな男前インテリアになるので、無骨な雰囲気が好きならオススメです。
ワークトップや扉、シンクだけをステンレスにしたり、部分的に木材を使うことで費用は抑えられ部屋のイメージにも合わせられます。
まとめ
オールステンレスキッチンにした際のメリットと気を付けること、リフォーム費用を抑える方法をお話してきました。
- ステンレスキッチンはサビにくいし耐久性抜群。
- 汚れと臭いもつきにくいから清潔。
- デザインがスタイリッシュでかっこいい。
- 仕上げ加工でさらに耐久性アップして光沢感もキープできる。
- もらいサビには注意が必要。
- 費用を抑えたい場合は、ステンレスを部分使いするか他の素材を組み合わせる。
ステンレスってサビにくいし耐久性、耐熱性もあるし本当にキッチンに持ってこいの素材ね!
うちもシンクだけじゃなくてほかのところもステンレスにしたいわ。