みなさん、こんにちは
この記事を読まれているあなたはこんな悩みをお持ちじゃないですか?
介護のためにリフォームをしたいけれど、どうしたらいいかわからない。
この記事を読むことで、次のことがわかります。
リフォームの費用相場がわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
家族の1人が要介護になったのだけど、今のままの家でも大丈夫かしら?
それならば、リフォームはどうかしら?
でも、どこをリフォームすべきなのか、わからないわ。
介護が理由で部屋をリフォームする人は少なくないと思いますが、一度リフォームしてしまうと簡単には元に戻せません。
今回は失敗しないリフォームの方法を紹介していきます!
部屋のリフォームは“介護者と介助者の動きやすさ“を想像しよう!
要介護者のためのリフォームなんだから、段差をなくして。
それと、手すりも必要ね。
あと、物を置くための台も。
待って待って!
その部屋って介護がしやすくなってる?
介護をされる人のためを思って便利にしたり、物を置きがちになりますが、実は介護を行う側の人にとっても快適な空間に仕上がるようにしないといけません。
介護と名前がつくということは、介助者の存在を忘れないようにしましょう。
介助者あっての要介護者だけど、見落とされがちだから気をつけてね。
介護のしやすい部屋とは“移動の少なさと空間の広さ“に関係がある
皆さん、生活に便利な部屋というと、どんな部屋を想像するかしら?
えっと、家事をするときに移動が少ない部屋?
あまり部屋が狭いと行動がしにくいよね。
様々な意見があると思いますが、よく『移動が少ない方がいい』と聞きますよね。
それは介護も同じで、介護をするときになるべく無駄な動きをしなくてもいいような部屋作りをするといいでしょう。
また移動をあまりしないでいいようにと、部屋に物を置きすぎると次は動きにくくなります。
介護をしながらの移動となりますので、物にぶつかりやすい環境になると、思わぬ事故へ繋がってしまうこともありますので気をつけておいてください。
介護をする人もされる人も安心!リフォームでバリアフリー化しよう
バリアフリーは本当にいいリフォームだと思うわ。
段差をなくすだけで、車椅子も歩行器も通りやすくなり転倒を防げます。
そして介助者の負担も減るので、ポピュラーなリフォームですがとても助けになります。
バリアフリーにしても、今後邪魔になるものでもないから検討してみてはどうかしら?
要介護者が1人でも動きやすくなる!手すりを設置して介護の負担を減らす
要介護者が生活するために介助者の手助けは必須ですが、いつでも介助者が隣にいるということは現実的には難しいことです。
そんな時は手すりをつけることで、要介護者だけでもある程度の移動が可能になります。
少しでも介助者の負担を減らしたい場合は、要介護者だけで行動ができるようにするといいでしょう。
手すりの設置場所についてはこの記事を参考にして下さい。
先を見据えたリフォームで介護終了後もノーストレス!
要介護者と介助者にとって便利な部屋づくりを考える以外に、もう一つ大事なことがあります。
それは、介護が終わった後の部屋の状態です。
そうなるともう一度壁を作るという再リフォームが必要になり、費用がかかってしまいます。
介護後もそのまま生活ができるようなリフォームを心がけると、無駄な出費も発生せず安全に暮らせる家になります。
介護中はどうしても介護メインで考えてしまうけれど、将来をよく見据えてリフォームしてね。
便利すぎる部屋のリフォームは要介護者の運動機能を低下させる!
なんで便利だといけないの?
不思議に思うわよね。
でもこれも大事なことなのよ。
先ほどまで「便利便利」と言っていたのに突然なんだ!と思われるかもしれません。
しかし、便利すぎて動かなくても生活ができるようになってしまうと、運動をする機会がなくなり、余計に身体を悪化させます。
寝たきりや重症の場合は便利な部屋にする方がいいいから、よく状況を見て決めてね。
介護で必要となる部屋のリフォームの相場費用は5万円~!
リフォームの費用って、どうしても高くなるわよね。
内容によって比較的安くリフォームできることもあるからチェックしておくといいわ。
リフォームするとなると、どうしても費用がかかります。
よくリフォームされる内容の費用相場は以下の通りです。
手すりの設置 | 5万円〜10万円程度 |
ドアを引き戸へ交換 | 10万円〜20万円程度 |
バリアフリー化 | 5万円〜10万円程度 |
部屋の拡張 | 10万円〜30万円程度 |
洋式トイレへの交換 | 18万円〜程度 |
でも、必要なリフォームをするためのお金なんて準備できてないわ。
介護を理由にリフォームすると、国から補助を受け取ることができるわ。
該当するのであれば、ぜひ利用してみてね。
介護保険の補助についてはこの記事が参考になります。
まとめ
介護はいつか必要となることです。
その時に気をつけたいことは以下の4点です。
- 介護をされやすく、しやすい部屋になっているか
- 危険がなくなるようなリフォームになっているか
- 将来まで使うことのできる内容になっているか
- 便利すぎる部屋になっていないか
介護をする人もされる人も心地よい空間を作ってこそ、介護のリフォームだと思います。
少しでも介助者の負担が減り安全なリフォームができるように、家族で話し合ってリフォームをしてみて下さい。