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みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたはこんなお悩みをお持ちではないですか?
両親から譲り受けた築数十年の我が家…そろそろリフォームしたいけど、どの会社がいいのかしら?
リフォームの見積書って、どんな風になっているのかしら?難しそうだわ。
この記事を読むことで、次のことがわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
「リノベーションマンション」なんて言葉があるように、最近はリフォームが流行っているように感じます。
中古物件をリフォームしておしゃれにするとか、高齢者向けにバリアフリーにするとか、リフォームには色々な種類がありますよね。
そんな「リフォーム」、なかなか高価なお買い物ではないでしょうか。
できれば安く済ませたいですよね。
でも、安すぎてイマイチだったら最悪だわ。
そうなんです。
安ければ安いほどいいわけでもなく、そこをしっかり見極めなければいけないんです。
でも、何社も何社も調べて電話したり資料請求したり見積書出してもらうの大変だし面倒じゃない?
そこでオススメなのが、リフォームの一括見積!
何それ?
リフォームをしてくれる会社を何社かピックアップして、見積書を出してくれるシステムよ!
そんな便利なものがあるの?!
そうなの。でも、会社ごとに見積書の書き方って違ったりするから、見比べが大変なの。そこで今日は、そんな見積書の上手な見方や注意すべきポイントなどを解説するわ!
おーすごいママ!洗濯や収納だけじゃなくて見積書の比較までできちゃうなんて!
リフォームの見積もりを取るまでに決めたい3ステップ
リフォームを考えている人は、まず見積もりを取りますよね?
とりあえず水回りが心配だからこのへんかなぁ?と、ざっくりしたイメージで見積りをとるのは危険です。
ここではリフォームの見積もりを取るまでに決めたい3ステップを解説します。
3つのステップを踏んで、見積もり依頼をするようにしましょう。
どこをどのようにリフォームしたいのか家族で意見をまとめる
ざっくりしたイメージで見積もりをとるのは危険というお話をしましたが、なぜ危険なのでしょう?
それは、「どういうふうにリフォームしたいのか」を決めてから見積もりを依頼することが重要だからなんです。
たとえば、水回りひとつでも色々な場所があります。
- トイレを広くしたい
- 浴槽をバリアフリーにしたい
- 脱衣所を床暖にしたい
- 脱衣所をやるなら洗面台も新しくしたい
- カウンターキッチンにしたい
などなど…
せっかく見積もりを出してもらうのですから、自分も業者も無駄な手間は省きたいですよね。
「キッチンは必要なかった」とか、「やっぱり洗面台も!」となって何度も見積もりを依頼することがないよう、しっかり話し合っておきましょう。
なるほど。こうやって事前に話し合っておけば、見積もりを何度も依頼する危険が省けるんだね!
気になることろは色々出てくるけど、今度は金銭的な心配が…
そうですね。だいたいの金額もイメージしておいたほうがいいでしょう。
リフォームをお願いする業者を探す
リフォームしたい場所を決め、どのようにリフォームしたいか決定したら、業者を探します。
もちろん、自分たちで調べながら業者選定をしても構いませんが、オススメはこちらのタウンライフリフォームです。
【PR:タウンライフ】
全国300社以上が登録しており、住所を入力すると、近隣業者を選定してくれます。
見積もり依頼をする
さぁ、やっと見積もり依頼に到達しました。
だいたい2~4社くらいに見積もりを依頼するのがいいでしょう。
見積もりが出るまでには3日~4週間といった大きな幅があります。
リフォーム箇所や規模によって見積もり作成期間が異なるためです。
この記事に詳しく書いてあるので、ご覧くださいね。
では、今回はタウンライフリフォームを使った一括見積の手順を見ていきましょう!
居住の都道府県・市区町村・住まいのタイプを選ぶ
選択が完了したら「プラン・見積もり作成スタート」をクリックします。
該当箇所に✔し必要事項を入力する
入力項目に、「どこを」「どのように」が出てきますよね。
ですので、先ほどお話した「家族で意見をまとめておく」ことが大切なのです。
リフォームをしたい内容は、詳しく書けばそのような見積もりを出してくれるでしょう。
会社選択ページに進み、リフォーム会社を選択する
今回、3つの会社が選ばれました。
地域によってはもっとたくさんの会社が選定される場合もあります。
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タウンライフリフォームの口コミ
タウンライフリフォームの加盟会社は300社と、少なく感じる人もいるかもしれません。
しかし、タウンライフリフォームは厳正された会社しか加盟できないのです。
悪質業者は自然と排除し、比較検討できるのは安心ですよね!
口コミについてもまとめてみたのでご覧ください。
具体的な提案やアドバイスをもらえた
- 一気に複数社が比較できてよかった
- 問い合わせした業者から具体的な提案をいただけたのでよかった
提案が具体的でアドバイスをいただけるという良い口コミが多く感じました。
しかも、リフォーム依頼までは無料だと言うのですから驚きですよね!
具体的な提案ができる業者は良質な証拠です。
逆に具体的な提案ができない業者は、上乗せ料金を後で請求してくるなんてことも!?
業者を厳正した影響で田舎の対応業者が少ない
- 田舎の対応業者が少ない
- 見積もり依頼時の項目が細かく面倒
田舎の対応業者が少ないのは本当のようです。
厳正した大手の加盟が多いため、どうしても地方は少なくなってしまうようです。
見積もり依頼の項目画面は、上記に載せてありますが、個人的には面倒とは感じませんでした。
だいたいどこの一括見積サイトもこのような感じです。
タウンライフリフォームの見積もりページ 【PR:タウンライフ】
見積もりを取る時は必ず複数業者を比較する
先ほども少し触れましたが、見積もりは複数業者へ依頼することをオススメします。
理由は、「リフォームに定価はないから」です。
結婚式をしたことがある人は、ご理解いただけるのではないでしょうか?
式場によって、値段はピンキリです。
高いお金を払ったから、良いサービスが受けられるということもないでしょう。
「ブランド力」にお金を払っていることもあるからです。
大手は安心ですが、必ずしも名の知れた式場がベスト!とは一概には言えないですよね。
リフォーム業者も同様です。
複数の業者から見積もりを取って、「比較」しないと、見えてこないことがあるんです。
複数ってことは、多ければ多い方がいいの?
そういうわけでもありません!
一括見積サイトなどでは、「最大10社まで見積もり無料!」なんてのもあります。
しかし、やみくもに多数の業者へ見積もりを依頼すると、業者はここぞとばかりに販売アプローチをかけています。
それはそうですよね。「ぜひうちの業者に!」「リフォームなら任せてください!」と営業をかけて、リフォーム工事を「買って」ほしいのですから。
ですので、あまりたくさんの複数業者に営業されたくないのであれば、2~4社くらいに絞るのが妥当です。
リフォーム見積書は”条件”と”明細”を確認すべし!
では見積書に書かれている項目について簡単に説明していきましょう。
リフォーム工事は、作業が多いため、1枚でぺらっと見積書を出してくることはありません。
複数枚にわたっていても、しっかり確認できるようにしましょうね!
見積書の”条件”はおおまかな工事の概要のこと
ここが具体的でわかりやすい業者は信頼性が高いでしょう。
支払い条件
リフォーム代金をどのように支払うかの条件になります。
一括・分割がイメージしやすいでしょうか。
打ち合わせしながら決める「協議の上」という表現も多く使われています。
工事場所
リフォームを行う場所のことです。
基本的には依頼主の住所が記載されます。
工事内容
どのようなリフォームを行うのか、工事の概要です。
たとえば、トイレのと浴室のリフォームを依頼した場合「トイレリフォーム・浴室リフォーム」と記載されます。
見積もり有効期限
見積書には、有効期限があります。
この期限内でしたら、提示した見積もりで工事を行いますよ!
という意味合いになるので、しっかり確認しておきましょう。
工期
リフォーム工事を開始してから終了するまでの期間のことです。
備考
工事の詳しい方法や、この価格でできる「条件」などが記載されていることが多いです。
補足情報になりますが、必ず目を通しましょう。
見積書に含まれていない別途料金について、ここに記載されていることもあります。
見積書の”明細”は工事の細かい情報が載っている
使用する商品や、工事の内容などについてが記載されています。
会社や業者によって項目名称は異なる場合がありますが、だいたいこのような感じです。
しかし、現場の状況を見ていないネット上での見積もり依頼では、ここまで詳細な項目や記載はないかもしれません。
現場確認後の見積書は、このくらい細かく書いてあるはずですよ!
項目
- 工事する場所
- 工事の内容
- 商品名
などが記載されます。
仕様(摘要)
項目をさらに詳しくした補足情報のようなものです。
数量
項目の数量のことです。
単位
数量の単位のことです。
- ㎡
- 箇所
- セット
- 一式
などの表示がされてあることが多いです。
単価
項目1つあたりの単価になります。
金額
単価×数量の合計金額になります。
備考
項目の補足情報が記載されます。
見積書を見て注意してほしい2つのポイント
では、こんな見積書には注意して!というポイントをお伝えします。
理由がわからない値引きがされている
値引きしてくれるなんて嬉しいじゃん!
それが危険なのよ。値引きの理由が書いてあれば問題ないんだけど、理由のわからない値引きは、一度疑ってかかるべきね。
値引きの内容が明記されている場合はそんなに疑う必要はありませんが、8割値引きといった大幅な値引きには注意が必要です。
商品代や材料代を格安にし、工事費用を上乗せしていた。
なんてこともありますから、注意しましょうね。
他社よりも見積もり金額が異様に”高い”か”安い”
複数業者の見積書を比較できるのが、一括見積もりの良いところです。
いただいた見積書を見て、リフォーム金額が異様に高かったり、安かったりする業者は注意しましょう。
安いのに注意はさっき言ってたことからなんとなくわかったけど、高くても注意が必要なの?
そうね。その点について説明するわ。
飛びぬけて高い金額を設定している業者は、「値引きされることを前提に価格設定をしている」ことが多いです。
トイレリフォームで言えば、「最高レベルの機能が付いた便座が含まれていた。」
などです。
安すぎても不安だけど、最高レベルでなくてもいいなぁ。
そういった場合は、業者に問い合わせて、ランクを下げたらどのくらい値引きされるか聞いてみると良いでしょう。
逆に安い金額設定の場合は、先ほど触れたように他で補っていることもありますが、別の危険も隠れています。
- 経験の浅い職人を安く雇っているため工事が下手
- 商品代や材料代が一番低いグレードになっている
- 通常必要な工事代が別途記載となり、見積もりに入っていない
このようなことから、改善を求めて実際に見積もりを取り直すと、他社と変わらないか高価になることもあります。
高い安いだけで一喜一憂せず、しっかり確認することが大切ということです。
見積書を比較する時は”分けて”考える
3社に見積もりをお願いしたんだけど、金額の差はそんなになかったわ。
異様に高かったり安かったりする業者がなかったということがわかったので、次は、例を交えながら、見積書の比較についてみていきましょう。
商品代・工事代・諸経費を分けて比較
見積もりの合計金額は、主に、商品代・工事代・諸経費の合算です。
業者によって取り扱い商品が違ったり、値引き率が違ったりします。
もちろん、工事代も色々です。
この作業をすることで、商品代と工事代の比較ができ、各業者の特長が見えてくるのです。
では、順に確認してみましょう。
商品名や【商品】と書いてあるものを、見積もり書から抜粋して足し算していきます。
見積書の明細項目に、「商品」と書いてあれば、どれが商品かわかりますよね。
でも、商品名だけだと施工方法のことなのか、なんなのかよくわからない見積書もあるの。
そういった時は、下記を参考に探してみてください。
・備考などに【定価】等と書いてあるもの
リフォームで扱う商品は、値引きされるのが一般的です。なので、こういった記載があるものは商品と考えて良いでしょう。
ここまでくれば後は簡単!
早速比較してみましょう!下記は架空の見積り書を想定した例です。
商品代 | 工事代 | 諸経費 | 合計 | |
A社 | 530,000 | 350,000 | 133,000 | 1,013,000 |
B社 | 280,000 | 490,000 | 150,000 | 920,000 |
C社 | 545,000 | 280,000 | 98,000 | 932,000 |
こうして比較すると、様々な疑問が浮かんできますよね。
- A社は商品代が高い
- B社は商品代が安い
- C社は工事代が比較的安価
などです。
商品代が高い場合は”オプション”がついているかも
商品が高い場合は、ランクの良い商品やオプションがつけられている可能性があります。
それらの確認をして、ランクを下げたり外したりしたらどうなるか聞いてみると良いでしょう。
商品代が安い場合は”最低ランク”の商品が設定されているかも
工事代が高く商品が安い場合は、商品が最低ランクのものを見積もりに入れている可能性があります。
安い商品で良いのでしたら構いません。
しかし、ある程度機能性のあるものを使いたいようであれば、取り扱う商品について問い合わせた方がいいでしょう。
工事代が安い理由は様々
工事代が異様に安い場合、不安になることもあります。
工事が下手だったら致命的ですよね?
ですが、工事業務等を外注せずにすべて自社で行うことにより、コストを下げる工夫をしている業者もあります。
一概に怪しい!ではなく、この場合もなぜこんなに安いのか?を問い合わせてみましょう。
ただ、安いから高いからと分析するだけではもったいないです。
その理由を聞けば、値引きを検討してくれたり、ちゃんとした理由があって安価で済んでいるなんてこともたくさんありますよ。
工事場所ごとの料金比較
これは、複数の場所をまとめてリフォームする場合です。
やってみて欲しいのは、見積書から工事場所ごとに仕分ける作業です。
場所ごとの費用を分けて見てみることでも、色々疑問がでてきます。
下記も、架空の見積書を場所ごとの金額にしたものです。
キッチン | 浴室 | 諸経費 | 合計 | |
A社 | 735,000 | 880,000 | 133,000 | 1,748,000 |
B社 | 613,000 | 770,000 | 150,000 | 1,533,000 |
C社 | 757,000 | 825,000 | 98,000 | 1,677,000 |
キッチンも浴室も、B社は安いわね。
問い合わせたら、「他社では含まれている工事が入っていなかった」なんていうこともあります。
結局後からお金がかかって、他社と変わらなかった。
なんて悲しいことにならないためにも、疑問に思ったことは見積もり時点でしっかり確認しましょうね。
調べた情報は自分なりに整理しよう
最後にやってみてほしいのは、自分なりに情報を整理することです。
ここまでご紹介してきたポイントを全部調べると、たくさんの情報が集まります。
チェックしたままでは、頭がこんがらがってしまいますよね。
それを一目見て比べられるようにしましょう。
私はこんな風にまとめています。
こうすることで、新しく気付くことがあったり、情報が漏れにくいといったメリットもあります。
エクセルを使ったり、もちろん手書きでも構いませんので、自分なりにまとめてみましょう。
疑問に感じた点は”問い合わせ”がマスト!
何度も「業者に確認する」というワードがでてきましたね。
自分で比較して分析するのはとっても大切です。しかし、眺めているだけじゃわからないことはたくさんあります。
先ほども例に出しましたが、結婚式と一緒です。
最初の見積もりを見てとりあえず安いところに決めても、どんどん高くなる可能性があるんです。
そうならないために、こちらもある程度知識をつけてしっかりと質問できるようにしておきたいですよね。
また、問い合わせすることで業者の対応を知る良いキッカケにもなります。
商品も安くて工事も安く正確らしい。でも電話対応が最悪だった。
こんな業者に頼みたいですか?
確かに安くて正確なのはありがたいですが、1か月近くお世話になる業者がそんな対応だったら私はやっていけません。
向こうも「リフォームはぜひわが社で!」と営業しているわけですから、遠慮なく、疑問があったらぶつけてみましょう。
まとめ
リフォーム見積書についてまとめてみます。
- 見積もり依頼をする前に、リフォームの全貌を明確化しておく
- 見積もりは「条件」と「明細」をよく確認する
- 見積書の不明確な値引きや、異様な高値安値に注意する
- 見積もり比較の際は「代金別」と「場所別」に比較をする
「リフォーム」は、決して安くない買い物です。
納得のいく仕上がりにしつつ、安心に安く依頼できる業者を自分で選べるよう、見積書の比較は重要です。
多少の手間と労力は惜しまないでください。
自分にとって最高の業者に出会えるよう私も願っています!