みなさん、こんにちは。
この記事を読んでいるあなたは、こんな悩みをお持ちじゃないですか?
トイレに手洗い場があれば便利なのにな~。
手洗い場がなかったところに後から付けられるのかな?
この記事を読むことで、次のことがわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
トイレの中に手洗い場があるって便利ですよね!
オシャレな飲食店などで時々見かけては、うちもこんな風になっていたらな~と考えています。
最近リフォームをしたママ友も、すぐに手を洗えるから清潔な感じがしていいよ!なんて話していたので、憧れが強くなっているこの頃です。
でもトイレ自体は今すぐリフォームしなくてもいいんだよね。
手洗い場だけリフォームすることってできるの?
もちろんできるよ!
手洗い場だけのリフォームなら、実はあまりお金をかけずにできるんです。
生活をちょこっと便利にしたい方のために、トイレの手洗い場リフォームについて解説します!
手洗い場が本当に必要か考えてリフォームしよう
疑っている訳じゃないんだけど、手洗い場って本当に必要なのかな?
それじゃあまず初めに、手洗い場のメリットとデメリットを紹介するね。
これらをふまえて、リフォームするかしないか判断しましょう!
メリットは”楽”と”清潔”
まずはメリットだ。
どんないいことがあるかな?
メリットは大きく2つあるの。
それは手洗いが楽なことと手を清潔に保てることよ。
手洗いが楽
何よりもこれが重要、手洗いが楽であることです!
おうちに面倒くさがりさんや物忘れさんがいても、目に入る場所にあるとちゃんと手を洗えますよね。
それにタンクの上に付いている手洗い場は、水が流れている間に手を洗わなければなりませんが、手洗い場が別になっていれば制限時間もありません。
高齢者や障がいのある方にとっても、トイレの中だけで動作が完結するので大きな助けになります。
手を清潔に保てる
手を清潔に保つことができるのもメリットです。
感染症の対策としてとっても役立つんですよ!
感染症で有名なノロウイルスはトイレットペーパーをすり抜けてしまうので、手からドアノブや壁などに付いてしまうこともあります。
その点、トイレの中に手洗い場があれば手を洗ってからトイレの外に出るので、汚れた手でドアノブや壁などに触ることがなくなりますよね。
感染リスクを大幅に減らすことができるんです。
デメリットは”狭い”と”掃除”
次はデメリットだね。
人生は良いことばかりではないのさ。
デメリットも2つ。
トイレが狭くなることと掃除が手間なことね。
トイレが狭くなる
手洗い場のスペースを作ることになるので、手洗い場がない時よりも少し狭くなってしまいます。
スペースを取らないように壁に埋め込むタイプもありますが、その場合は壁の工事が必要になるのでその分費用も高くなるので、簡単には選べませんよね。
それに元々のトイレが狭すぎる場合は、そもそも後から手洗い場を設置するリフォームができないこともあるので、心に留めておいてください。
設置できないこともあるのは残念だね。
もし広い範囲でリフォームをする機会があるなら、間取りを見直してトイレの部分を少し広めにとっても良いかもね。
掃除に手間がかかる
十分スペースがあればいいんですが、トイレの手洗い場は小さいことが多いです。
そうなると手を洗う度に水が飛び散るので、手洗い場とその周りはこまめな掃除が必要になります。
せっかくオシャレな手洗い場でも、ホコリがたまったりカビが生えてしまったらガッカリしますよね。
ほったらかしになりそうだな…という方は、取り付けない方が良い場合もあるのでよーく検討しましょう。
良いことにも悪いことにも目を向けて、フラットに考えるんだ!
手洗い場の種類は”器・カウンター・キャビネット”の3つ
お次は手洗い場の種類よ。
スペースや予算に合わせて選びましょう。
手洗い場には大きく分けて以下の3つのタイプがあります。
- 手洗い器
- 手洗いカウンター
- 手洗いキャビネット
省スペースな手洗い器
手洗い器だけのタイプです。
トイレが狭かったり、あまり場所を取りたくない時にはこれがオススメ!
シンプルなだけあって、価格も控え目に設定されていることが多いです。
オプションで配管にカバーをつけられるメーカーもありますよ。
装飾好きさんなら手洗いカウンター
手洗い器の横にカウンターが伸びているタイプです。
ハンドソープや芳香剤、トイレットペーパーなどを置くことができるので便利です!
観葉植物や置物で飾り付けをしたい方にもオススメです。
手洗い器よりは少し価格帯は上ですが、利便性が高いのでスペースと懐に余裕があるなら検討してみていいと思います。
空間スッキリな手洗いキャビネット
手洗い器の下にキャビネットが付いているタイプです。
配管をしっかり隠すことができますし、物をしまっておけるのでトイレ空間がスッキリします!
物をあまり床置きしたくない方やスペースに余裕がある方には合っていると思います。
価格は手洗い器や手洗いカウンターよりも少し高めの設定です。
画像では手洗いキャビネットにカウンターも付いていますが、こういうセットも多いんですよ。
価格は少し高くなってしまうので、お財布と相談しましょうね。
工事費用は10万円から!トイレの状況によって変化
一番気になるのは費用だよね。
手洗い場のリフォームは、なんだか想像できないなあ。
これだけのリフォームってあんまり聞かないからね。
取り付ける手洗い器のタイプやトイレの状況によって変わるけど、一番安いと10万円くらいからできるよ。
工事費用の項目は4つ
工事費用の項目は、大きくは以下の4つに分けられます。
見積もりをした時に読み取る参考にしてくださいね。
- 手洗い器本体価格
- オプション
- 取付け費用
- 諸経費
一番影響するのは本体価格だね。
どれがいいのか迷っちゃうな~。
外出先でよく見る、センサーで手を検知して自動で水が出たり止まったりする機能が付くと、本体価格は大体3割増しになるみたいね。
うひゃ~便利なものはそれなりにお金がかかるんだね。
そうね。
オプションも積み重なると大きい金額になっちゃうから、必要なものだけに絞った方がいいと思うな。
オプションはタオル掛けを付けることが多いみたいだね。
その他は、取付け費用は配管の位置や壁を大きく変える場合に増えたりするよ。
諸経費はあまり差がなくて、1~3万円の範囲には収まるはず。
工事費用は器・カウンター・キャビネットの順で高額に
それでは実際に工事費用はどれくらいかかるのでしょうか?
大体の費用を表にしてみました。
種類 | 工事費用 |
手洗い器 | 10万円~15万 |
手洗いカウンター | 12万円~17万 |
手洗いキャビネット | 16万円~20万 |
価格帯は手洗い器 < 手洗いカウンター < 手洗いキャビネットとなっています。
上の表は壁に取り付ける場合の例ですが、狭いトイレには壁に埋め込む方法で手洗器を設置することもあります。
その際は壁の大きな工事が必要で、手洗い器だけのリフォームでも費用が高くなってしまう場合があるのでご注意くださいね。
もちろんお家によって工事内容が違うので、リフォームする時は見積もりを取ってくださいね。
複数の業者から相見積もりをして、費用項目をしっかり見比べることが大切です。
リフォームの見積もりをする際は、こちらの記事が参考になるのでぜひご一読くださいね。
トイレも一緒にリフォームしたい方は、こちらの記事が参考になります!
まとめ
さあ、おさらいですよ。
トイレの手洗い場を付けるリフォームは以下の7つがポイントです。
- トイレの手洗い場のメリットは楽と清潔
- デメリットは狭いと掃除
- 手洗い場の種類は手洗い器、手洗いカウンター、手洗いキャビネット
- 工事費用の項目は手洗器本体価格、オプション、取付け費用、諸経費
- 工事費用は10万円から
- 工事費用の価格帯は手洗い器<手洗いカウンター<手洗いキャビネット
- 相見積もりをして見比べよう!
衛生面に気を付ける風潮な昨今、手洗い場のリフォームについて考えている方は意外といるんじゃないでしょうか。
手洗い場単体のリフォームじゃなくても、どこかリフォームするついでに一緒に検討してみてもいいと思います。
皆さんが納得のいくリフォームができるよう、陰ながら応援しています。
トイレの手洗い場のリフォームについてよくわかったよ!
案外手軽にできそうだし、なんだか興味がわいてきたなあ。
説明した甲斐があったわ。
リフォーム貯金してみる?
いいね!
10万円の貯金箱買ってくる!