みなさん、こんにちは。
この記事を読まれているあなたはこんなお悩みをお持ちではないですか?
物が多いのにキッチンの収納が少なくて使いにくいわ。
子供が増えて食器やお弁当箱を入れる場所がなくなってきたわ。
この記事を読むことで、次のことがわかります。
そんな私は、
皆さん、こんにちは。
福子です。
福子38歳です。年下の旦那と12年前に結婚して、3人のママになりました。毎日家事が大変ですが、一級建築士事務所での経験を生かして、住まいのリフォームに関する便利な情報をお届けします。
キッチンって必要なものが多くて収納に困っている人も多いと思います。
私もそうでした。
限られたスペースに食品や器具やいろいろ収納しないといけないからすぐパンクするよね。
そうなの。必要だけど場所をとるものが多いしどうにも物量を減らせなくて…。
いつもママは大変だよね。それで最近収納リフォームについて勉強してるんだね!
あ、バレてたのね!(笑)えへへ。
収納リフォームって具体的にどういうことをするのか教えてよ!
オーケー!私が調べたキッチンの収納リフォームについて紹介するわね!
キッチンの収納で困っている人必見の、収納リフォームの具体的な方法を解説していきます。
リフォームを考える前にまずは断捨離してキッチン内を精査!
みなさんのキッチンをよーく見てみてください。それ、全部必要ですか?
リフォームする前にしないといけないこと、それはキッチン用品の断捨離です。
まずは具体的な方法について解説します。
食器は必要な枚数だけにしても実は大丈夫!
一見、ちゃんと収まっているように見える食器たち、本当に全部使っていますか?
確かにいつも使う食器は同じものばかりで、使っていない食器の方が多いわ。
使っていない食器は無くなっても大丈夫な食器です。使用頻度の少ないものは人に譲るか処分しましょう。
でも来客用に買ったものだからもったいないわ。それにいつか必要になるかも。
それでは来客用を日常使いにしましょう!
服でも食器でも、断捨離で共通して言えることが一つだけあります。
「いつか使う」の「いつか」は、ほぼやってきません!!
どのくらい日の目を浴びていないのか振り返って考えてみましょう。
意外とスペースを取る食品はまだ賞味期限内か確認を!
いや!食品は無理よ福子さん!だって非常用に置いとかないといけないもの!
そうですよね。非常時の分は置いておかないといけませんが、賞味期限大丈夫ですか?
た、多分大丈夫よ!あ、このカップラーメン賞味期限切れてる…。
安売りしてたらつい買いたくなりますしね!食品は無駄なスペースを取っていることが多いので見直しましょう。
調味料も賞味期限が切れていたり、実は無くても困らないものがあるので一緒に見直しましょう。
調理器具は代用が効くものが多い!思い切った選択がおすすめ!
最後になかなか捨てるタイミングがない調理器具を断捨離しましょう。
うちには以前、ほぼ同じサイズの雪平鍋が三個もありました。
そういえばうちにも、こびりついて使いにくいからずっと使っていないフライパンがあるわ。
重複した種類の調理器具は、普段使うものだけを残してあとは処分しましょう。
- パスタ鍋→大きなフライパン
- 小さなフライパン→卵焼き器
- 揚げ物用バット→大皿
このように代用できるものが多いので考えてみてください。
我が家は子供に合わせてパスタの麺は半分に折っています。そうすると雪平鍋でも十分美味しく茹でられますよ!
さらに、みそこし・あくとり器・マッシャー・レモンしぼり器など、あれば便利ですが無くても困らないものは見直してみましょう。
だいぶ物が減ったけど…やっぱり収納が少なくてすごくストレス!
それでは次のステップ!キッチンの収納リフォームも視野に入れましょう。
キッチンの収納を増やすなら”床下・吊戸棚・背面”の3種類!
キッチンの収納リフォームの種類は主にこの3種類に絞られます。
それぞれの特徴について解説します。
床下収納は条件が揃えばリフォーム可能!種類や注意点を解説
一戸建ての場合、住宅の床下に空間がある場合・基礎や配管が干渉していない場合は床下収納リフォームも可能です。
マンションの場合、床下はすぐにコンクリートの場合が多いので、通常の床下収納リフォームは難しくなります。
どうしても欲しい場合はどういう工事になるの?
その場合は室内の床の高さを上げて、作ったスペースに床下収納を作る形になります。
そうすると天井までの距離が狭くなり室内の圧迫感が出たり、キッチンの移設工事も必要になるのでマンションの床下収納リフォームは現実的には難しいでしょう。
マンションのキッチンリフォームについてはこの記事がおすすめです。
床下収納は3タイプ!蓋が重いのでユーザーに合わせた選択必須!
床下収納の種類は以下の通りです。
- 蓋を取り外して出し入れするもの
- 蓋を扉のように開けて出し入れするもの
- 収納スペースをスライドして出し入れするもの
設置する場所や使い方などに合わせて選びましょう。
蓋を取り外すタイプのメリットは、開口部が大きいので荷物の出し入れが簡単なこと。
デメリットは蓋が重いので開閉が大変なことです。
うちの実家はこのタイプですが、母親には重くていつも大変そうです。
扉のように開閉するタイプのメリットは、取り外しタイプよりも開閉が大変ではないことです。
デメリットは荷物の出し入れの時に蓋が邪魔になることがあります。
次の、収納スペースをスライドっていうのがよくわからないわ。
そうですよね。この写真を見たら想像がつきやすいと思います。
画像引用元:DAIKEN
なるほど!収納スペース自体が動くのね。
収納スペースを移動させるタイプのメリットは、開口部が小さく通常よりも容量が多いことです。
デメリットは重いものを収納していると重くて動かしにくいことです。
あと、全ての種類にいえることですが、床下収納リフォームをするなら点検口を作っておくのがおすすめです!
点検口を作る場合は追加で¥25.000ほどかかります。
吊戸棚は収納力は抜群!取り出しにくさや耐荷重に注意が必要!
壁がなくて抜けているキッチンもいいけど収納量が劣るのよね。
そういう場合は吊戸棚リフォームがおすすめです!
吊戸棚は収納量が増えて便利だがデメリットも多いので熟考必須!
吊戸棚のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 収納量が増える
- 見た目がすっきりする
- 対面式の場合はキッチンが丸見えになるのを防ぐ
デメリット
- 視野が狭まり圧迫感が生まれる
- 扉を開けた時に危ない
- 収納位置が高くなり取り出しにくい
- 耐荷重がだいたい10kg~20kgなので重いものは収納できない
私何回もやらかしてるんです…。扉を開けたまんまにしてて頭にガツンって。
吊戸棚をつけた場合に気を付けないといけないのが扉の開閉です。
私もおっちょこちょいだからぶつけそうだわ…。
そういう場合は吊戸棚の位置を高めにするか、扉の種類を変えましょう!
扉の開閉が気になるなら安全な”跳ね上げ式か引き戸”がおすすめ!
扉が動線に干渉しそうだったり、ぶつけそうだった場合にお勧めなのが、跳ね上げ式の扉や引き戸です。
キッチンは通路が狭いことが多いので扉を開けていると邪魔になりますが、これなら邪魔にもならずぶつける心配もないので安全です。
画像引用元:ナスラック
でもやっぱり吊戸棚だと上の方が取り出しにくそうね。
背が高くない人やお年寄りは、取り出す際に転倒の危険もあって怖いですよね。その場合は昇降式の吊戸棚だとより安全ですよ。
画像引用:ナスラック
左の画像は手動タイプで、右の画像は電動昇降タイプです。
以前住んでた家が手動タイプでしたが、下ろすのは簡単でも持ち上げる時に重くて大変だったので、私は電動タイプをおすすめします!
また、基礎に干渉する場合やコンロとの位置が近くなる場合など、場合によっては取り付けできないケースもあるので業者とよく相談しましょう。
既存のものを撤去する場合は追加で¥20.000ほどかかります。
背面収納は用途に合わせて変更が可能!自分好みにカスタマイズ!
うちの食器棚がもう古いからそろそろ買い替えたいんだけど、もっと収納が欲しいわ。
市販品だと収納に限界がありますよね。その場合は思い切ってリフォームをおすすめします!
背面収納は大きく分けて3タイプ!好みに合わせてスタイル変更可能!
一般的にキッチンの背面収納は3タイプに分かれます。
二型・カウンタータイプ
まずは腰の位置程の高さの配膳カウンター+吊戸棚のセットの二型タイプです。
コ型・多機能タイプ
次に配膳カウンターの機能はそのまま残して食器棚と追加したコ型タイプです。
大型・たっぷり収納タイプ
最後に配膳カウンターをなくして収納部を増やした大容量の大型タイプです。
画像引用元:ナスラック
家族の人数やインテリアに合わせて変更できるのが背面カウンターの魅力です。
取り付けるものによって金額は変わるので業者さんと要相談です。
すごくいいんだけど食器はこれで収まっても食品が収まりきらないかも…。
もしスペースが余っているならパントリー(食品庫)を作るのもおすすめです!
パントリーとはキッチンに隣接する収納スペースのこと!
パントリーはいわゆる食品庫で、キッチンの一部やキッチンに隣接した小部屋・収納スペースです。
ここには食品や日常使わない調理家電や調理器具をストックできます。
お友達の家にパントリーがあって収納たっぷりだったので羨ましくなっちゃいました!
取り付ける面積によって金額が変わるのでこちらも要相談です。
でも正直な話、リフォームって結構するのね…。
安い値段でキッチンリフォームする方法はいくつかありますよ!
キッチンリフォームの費用を抑えたいならこの記事がおすすめです。
さらに、「日常の困った」を解決するキッチンの低料金リフォームはこの記事がおすすめです。
まとめ
キッチンの収納力を上げるには3つの方法がありことがわかりました。
- まずは食器・食品・調理器具の断捨離をする
- 床下収納を設置する
- 吊戸棚を設置する
- 背面収納を設置する
すぐに物が増えてしまうキッチンですが、絶対にいるもの以外はなるべく置かないことが大事です。
そして、その家の間取りやキッチン面積、基礎などさまざまな条件はクリアしなければいけませんが、リフォームで今のキッチンの収納力を上げることは可能です。
上手に収納して、毎日すっきり気持ちのいいキッチンを目指しましょう!